こんばんは、蓬莱です!
ついにと言っていいか分かりませんが、ようやくスタバでブラジャーの通販サイトを見れる胆力を身につけました。
このブログを続けることで、蓬莱さんは行くところまで行ってしまっていますが、より一層性犯罪者の道に近づけたかと思います。
ただ単純に、未だ見ぬおっぱいを揉み散らかしたい。「誠意は態度で示せ」の意思で、蓬莱さんはJCの発展途上パイオツをガン見し続けております。
そんな前衛的な作業がついに功を奏し、蓬莱さんが求める資料を見つけることができました。この度なんと、女性の3サイズの関係性を見出すことに成功したのです。
今回はこのことについてお話ししましょう。
はじめに
バストが大きいならウェストも太いはず!
バストが大きいのにウェストが細い女性って、ぶっちゃけ希少種でしょ? 結局のところ、おっぱいが大きい人って太ってるだけなのでは?
いつも通りの蓬莱さんのクソ持論です。全国の女性を敵に回す発言、大変失礼いたしました。
一見してこのブログ一番の失言に見えますが、正直なところ男女問わず賛同してくれる方が多いと思います。
当然「ボンッキュッボン」の理想プロポーションの女性もいますが、基本的には大きい部分があれば他の部分も大きくなるのが相場というものです。
しかし、現実はどうなのでしょうか。何かデータがあるわけではないので、自信をもって事実を述べることはできません。あくまで感覚のみの判断しかできないのが、実情であります。
ご存知の通り、男性が女性の身体について想像をすると、何かしら語弊が生じます。おっぱいの大きさが良い例ですよね。C70のおっぱいがどの程度の大きさかなんて、経験豊富な男性でも具体的に説明できないはずです。
僕なんて男性である以前にそもそも童貞なので、より一層現実と想像に語弊が生まれてしまうのは明白でしょう。
こういった背景もあり、蓬莱さんの持論を証明するためには、客観的な視点で集められた資料やデータが必要になります。
3サイズの関係性くらいどこかで調査しているはずと思い、調査に乗り出しのがこの記事の始まりでした。
紹介する論文
引用論文:別府美雪:若年成人女子の人体計測データからみた体格・体型特性,人間工学 Vol.33 No.2,1997.
その結果見つけた論文がこちらになります。
みなさま、どうでしょうか。この威風堂々たるタイトルを見ると、なんだかワクワクしませんか?
実際の話、この論文のタイトルを見た瞬間、僕の股間はフル勃起したくらいです。特に「若年女性」に限定しているという点に、心底怒張しました。
タイトルからワクワクを抑えられない読者もいると思いますが、内容もとにかく最高です。
実際のところ、アブストラクト(新聞の見出しのようなもの)を読んだ瞬間、人目も気にせず電車内で絶頂いたしました。
これほどの論文は、なかなか書けませんよ…!
論文の内容
蓬莱さんの熱い興奮を見せたところで、論文を紐解いていきましょう。
引用としてpdfのリンクを貼っておきましたが、やはり論文ということもあって、慣れない方には読破するのが難しいと思います。
ここは蓬莱さんが、なるべくわかりやすく伝えられるように努めますよ。
論文自体の目的は、女性の衣料サイズの改定を検討することにありました。
論文が書かれた1997年は、女性の平均身長が年々上がったおかげで、衣料サイズの見直しが必要になっていました。
当時は身長の変化しか詳細な情報がなく、胴回りについてのデータが少なかったため、衣服のサイズを決定することが難しかったようです。このため、バストやウェストなどの変化についても調査する必要があったことが、この論文の背景になります。
論文ということもあって、調査内容もしっかりしており、結果も興味深いものになっております。
それら良い点を踏まえつつ、内容を項目別に見ていきましょう!
良点①:ほぼ無作為抽出
論文では、データとして計測する女性の選出法について、応募性をとることに危険性があることを提唱しています。
応募性にすると、スタイルに自信がある女性ばかり集まってしまい、現実の若年女性の分布と異なってしまう状況が想定されるからです。
したがって論文では応募制ではなく、無作為抽出になるべく近い形で、計測データを収集することに努めています。
そういった配慮もある中で、集めたサンプルが1634人という膨大な量なのですから驚きです。しかも18~22歳の若年女性に限定したピチピチデータですよ!
良点②:ヒストグラムを提示している
身長と3サイズのヒストグラム
結果の項では、平均値や標準偏差のみでなく、ヒストグラムも載せているところが素晴らしいです。
ヒストグラムがあれば、平均値や標準偏差のみでは知ることができない、分布の形状が分かるからですね。
論文中のヒストグラムを見ると、身長とヒップは非常にきれいな正規分布になっています。バストとウェストについては、若干のおデブちゃんがいるおかげで、対数正規分布と考えるのが自然でしょう。
(おデブちゃんのデータを除けば、正規分布に近い形状になりそうです。あくまで”標準的な女性像”を求めたいのであれば、ウェストもヒップも正規分布として考えていいかもしれません。)
良点③:相関行列を提示している
美しい相関行列
さらに論文中では、身体に関する10の項目についての相関行列が提供されています。これは本当に素晴らしいデータです。
見方は単純で、エクセルの表と同じような見方で大丈夫です。例を挙げれば、身長とバストの相関係数が0.194、バストとウェストの相関係数が0.785という見方になります。
相関係数というのは、2つのモノの関係性を数値で表した指標のことです。相関係数は0に近いほど関係性が薄く、1や-1に近いほど関係性が高くなります。
バストとヒップの相関係数は0.785ということなので、関係性が比較的強いということになりますね。
3サイズの関係性と驚きの発見
以上の論文を踏まえて、蓬莱さんが知りたかったことをまとめてみます。
10項目もあると分かりにくいので、相関行列を縮小しました。また、論文中で掲載されている、3サイズについての散布図もまとめておきました。
3サイズ同士の相関係数の高さから分かるように、散布図も呼応する形で比例していそうです。バストとヒップの相関係数0.7と比較的強めであり、(b)の散布図もしっかり比例しています。
残念なことに、論文中にバストとウェストの散布図はありませんでしたが、相関係数が0.785であることから、散布図も同様に比例関係にあると想定できます。
ここまでのことから、バストが太けりゃウェストも太い!(デブ)という持論は、割と正しかったことになりますね。
全国の女性から非難の声を浴びそうですが、僕はドMなんでドシドシ罵倒していただければと思います。
テーマから少し外れますが、身長と3サイズの関係性についても興味深いものがあります。
縮小した相関行列を見ると、身長とバストの相関係数は0.19程度であることがわかります。一般的には、相関係数0.4程度から弱い相関があることが認められるので、ほとんど関係性がないということになります。
図の(c)は身長とバストの散布図ですが、比例関係にあるとは言い難いです。
赤線は身長158cmのラインですが、バストサイズは個々に対して様々であることがわかりますね。
面白いことに、この傾向は身長-バストに限定されず、身長-ウェスト、身長-ヒップについても同様の傾向があります。
高身長スレンダー女性や低身長ロリ巨乳の女性は、データ的に存在してもおかしくないと言えそうですね。
ロリ巨乳好きの蓬莱さんにとっては、これからのオ○ニーライフが捗りそうで助かります。
まとめ
今回は3サイズの関係性に焦点を当てて、記事を展開してまいりました。
引用した論文により、蓬莱さんの暴言とも言える持論が、割と正しかったことが証明されましたね。また、身長と3サイズの関係性についても、非常に興味深いものがありました。
今回の記事に綴った内容だけでも非常に面白いですが、実はここから発展した議論にもっていけます。
今回紹介した相関行列、平均値、標準偏差が定義されていれば、そのデータを模したサンプルを何個でも生成することが可能なのです。
簡単に言えば、1997年の若年女性を何万人、何十万人でも擬似データとして生成することができるのです。こう言ってみると、なんだか凄そうですよね。
蓬莱さんは結局のところ、カップサイズについての議論を一番の目的としています。疑似データを作成して、そこから標準体型を考えるという手法も悪くはなさそうです。
近日中にやるかもしれないので、どうぞお楽しみに!