1ヶ月1万円生活は一般人には無理!食費を安くしようとした究極の末路


1食200円

こんばんは、蓬莱です!

一人暮らしをしていて常に思うことがあります。それは、節約は大事であるということです。電気代や水道代を浮かせるために、様々な節約方法が紹介されていますよね。ささやかながら、大切な行いであります。

 

さて。節約の一環として、今年の4月に蓬莱さんは「1ヶ月1万円生活」に挑戦していました。体験して思ったことは、一般人には無理な企画だったということです。

今回はその無理具合について、お伝えできたらなと思います。

 

 

1ヶ月1万円生活を体験

買い込み

まず手始めに、蓬莱さんがどのような1ヶ月1万円生活を送っていたのかを列挙したいと思います。2分ほどおつきあいくださいませ。

 

素人が突然食費を6~7割削減するのは難しいので、独自のルールを設けました。

  1. 健康第一。無理はしない。オードリー春日のダ〇ト飯なんて言語道断。
  2. 光熱費は含まず、食費だけで勝負!

 

食べる食材は、ご飯、卵、お肉、納豆、豆腐、キムチ、バナナの7品しか食べません(!?)。蓬莱さんは料理がまったくできない人なので、できるだけ既製品を食べて暮らしていました。

まぁこの7品は健康食品ですので、大丈夫ですよね。

 

 

勢ぞろい

この生活において最も高価なメニュー(200円)

画像は、1ヶ月1万円生活における食品をすべて活用した「最強メニュー」です。量だけで考えると、なかなか豪華なものと捉えられるでしょう。質は度外視しています。

毎食これを食べる必要はないので、このメニューから1,2品抜いて食べていきました。

 

 

クソ弁当

人間として恥ずかしくないの?

大学がある日も、余念なく節約に取り組んでいました。弁当箱の中身も、ご飯、卵、肉などで攻めていきます。

 

 

水筒

飲み物代も大幅カット!

今までは大学の購買でなんとなく買っていたドリンク類も、この生活では削減することにしました。画像の水筒を持って行けば、お茶が作れます。その額、なんと2リットル6円ほどです!

 

このように、食費に関して徹底的に削減をした1ヶ月1万円生活でした!

 

 

1ヶ月1万円生活の結果

1ヶ月1万円生活結果

【最終結果】11056円!! イキスギィ!!

そんな節制に節制を重ねた1ヶ月間の結果です。

 

驚いたことに、あのクソみたいな食事でも1万円を超えてしまいました…。「人間として最低限の生活」を保証している憲法も真っ青な節制ぶりだったと思うのですけれど、どういうことですかね?(汗)

あれ以上食事のランク下げるとやばいと思うのですけれど、皆さんはどう思いますか? あと米も自前で用意するとなると、正式的な結果は1万3000円くらいになりますね…。

 

あと、栄養価の高い食品を食べていたとは言え、偏食はよくありませんでした。生活後半では常に便秘気味でしたし、正直本当に焦りました。

また、体重も3kg近く落ちました。多分よくない痩せ方だと思います。

 

 

1ヶ月1万円生活は一般人には無理

1食200円

自分の1ヶ月1万円生活は残念な結果に終わりましたが、振り返ってみれば当たり前の結果だと思っています。

冷静に考えてみてください。朝食・昼食・夕食を食べると考えると、1ヶ月に90食は食べることになります。実に食費は1食100円弱しか掛けることを許されません。

俺は1日2食だ! という人も、1食を200円前後で済ませないと破綻します。

 

100円や200円で満足いく食事ができるでしょうか? 相当な倹約家か小食の方以外、満足はいかないと思います。ちなみに蓬莱さんのクソ飯は1食180円前後です。

この時点で大抵の人は、「もう無理じゃん!」と嘆くと思います。

 

 

光熱費込みの1ヶ月1万円生活はもっと無理

さらにびっくりなことに、本家「いきなり!黄金伝説」では、生活費を含めて1ヶ月1万円生活としています。生活費とは、水道・光熱費のことです。

1ヶ月にかかる水道・光熱費を1500円と見積もると、食費は8500円でやりくりしていかなければなりません。また本家の挑戦者たちは最終日に1000円以上の金額を残していますので、実際に掛けている食費は7500円ほどになります。

 

蓬莱さんのクソ飯でも1万3000円だったのに、どうやって7500円でやりくりするのでしょうか? 番組にズルがあったとは思いたくありませんが、少し疑念が湧くデータです。

 

 

一般人でも達成できるケース

食材を安く買う

ただし、大学生や専業主婦はできる可能性があります。

先ほど番組について疑念を抱きましたが、蓬莱さんはあることを失念していました。それは食材を安く仕入れるということです。

 

本家「いきなり!黄金伝説」の買い物シーンでは、激安価格で食材を購入していました。キャベツ1玉が10円で売りさばかれていくシーンは、子供ながら頭に焼き付きましたね。もやし一袋2円なんてこともありましたね。

 

蓬莱さんは食材の基本料金を極限まで安くしただけで、セール品について目もくれていなかったのです。タイムセールで頑張っていれば、生活中で90円で買っていた納豆も、もしかしたら10円で仕入れられていたかもしれません。

 

このことから、タイムセールに参加しやすい専業主婦・大学生ならば、1ヶ月1万円生活を達成できるかもしれません。

 

 

最後に:1ヶ月1万円生活をするよりも?

この記事では、一般人が1ヶ月1万円生活をするには無謀だということをお話ししました。

また、1ヶ月1万円生活を成功させるためには、食材を激安で購入する必要があることも述べました。

 

最後に、実際に1ヶ月1万円生活をしてみて思ったことがあります。それは、極限まで食費を節約するぐらいなら、1日働いて生活を豊かにした方が良いと。

いくら節約志向だと言えども、毎食200円ほどの食事で繋いでいるのは、はっきり言って異常です。これは実際に体験をしてみて言えることであります。

 

自分は大丈夫でしたが、あまりに切り詰めすぎて身体を壊してしまったら本末転倒です。せっかく節約したお金が薬代で飛んでいくのは、悲しいことであります。

それならば1日だけ仕事を頑張って、生活の質を底上げした方が遥かに良い人生を送れると思います。節約も大事ですが、身を壊すほど我慢してはいけませんよ!!


初回公開日:2017年10月30日
初回公開日:2017年10月30日