こんばんは、蓬莱です!
突然で本当に申し訳ないのですけど、百合とレズの違いっていったい何なのでしょうかね? 区別の仕方はいろいろな諸説がありますが、どれも納得できそうなものだけどいまいちグッと来ないものばかりです。
そんな今の残念な状況を打開するべく、しっかりした考察をして新しい指標作りをしていきたいと思いますよ!
レズと百合
桜trickは、1話あたり3回はキスしているガチ百合レズアニメ
自分が今回の疑問を持ったきっかけは、桜trickというアニメを見たせいです。
この女の子同士がキスばかりしているアニメは、はたしてレズか百合のどちらに分類されるのか…。そのことが気になったまま、約3年も経過してしまいましたね。願わくば今回の記事で、解消したい悩みです。
それでは、タイトルの通りいろいろな諸説をまとめ、しっかりしたレズと百合の区別の仕方を考えていきたいと思いますよ。
①愛が重いかどうか
いきすぎた小学生同士のプレイ(意味深)
まずはwikiに書いてある説です。同性に対する好きの度合いによって、区別するという話ですね。
元々百合は、レズの派生形です。ハグやキスくらいのシンプルなプレイは、レズという表現が行き過ぎているという考えのもと、百合というワードが生みだされたのでしょう。
この説では、百合は軽いレズと捉えることができますね。
②意識の問題
同性愛を意識しているかで、百合とレズを区別する説です。
好きとかそういうのではなく、無意識的に抱き合っていたりすれば百合。同性愛に近いほど好きで、意識的に抱き合ったりキスをしたりすればレズになります。
同じ行動でも、意識や感情の違いによって変わりますよね。
③肉体関係について
実際にレズプレイ(意味深)をしたことがあるか、またはしたい意志があるかどうかの話です。
機会を得てプレイしたいならレズ。愛は大きいけど友達としての愛情なだけで、別にプレイしたいわけでないという場合は、百合になるという説ですね。
この説の場合、行為に及んでなければ百合という判断になりそうです。
④次元の違い
作品名が「ゆるゆり」だから多少はね?
これはエロ漫画やエロ動画をあさりまくっている蓬莱さんならではの意見です。
2次元ならば百合、3次元ならばレズという、いたってシンプルな分け方になります。
例えば漫画やアニメで女の子が好き好んで抱き合うシーンを見て、百合と判断するのは想像できます。しかし、現実世界の女子高生が抱き合っているシーンを見て、百合と判断するのには、いささか違和感があります。(この場合レズにも当てはまりませんが)
世界のエロサイトのタグでも、この説の裏付けができます。
主要なサイトを概観すると、女の子がいちゃいちゃし合う作品に対して、エロ動画では「レズ」タグを貼り、エロマンガでは「百合」タグを貼る傾向があります。
これは日本だけでなく、海外でも同様です。絵なら「Yuri」、動画なら「Lesbian(lez)」です。やはりエロは世界の共通認識なのですね(確信)
ただしエロマンガに対しても、あまりに生々しい描写があるればレズタグが貼られる傾向があります。逆にエロ動画に対して百合を貼る例は、見たことがありませんね。
人の視点
百合とレズの違いについて調べている人であれば、この画像はもう知っていることでしょう。人の視点によって、区別している説です。
なるほど…。確かに百合は他人から見て判断されるものですね。いちゃいちゃしている二人が「私たちって百合だね」と発言するシーンは想像できません。これは勉強になりました。
レズは1人でもレズとは、どういうことでしょう? ちょっと良く分かりませんが、人の視点による区別は参考になりますね。
レズも百合も当てはまらない人たち
自分の意見も入れて、諸説を5つ紹介しました。ここでまとめに入ろうと思いましたが、もしかしたらどちらにも属さないグループがあるのではないかと考え始めました。
例えば、ごちうさのリゼとシャロです。
作品を知らない人に関係を説明しますと、リゼが先輩でシャロが後輩です。リゼはシャロを大切な後輩と思い、シャロもリゼを大切な先輩として尊敬しています。
しかし、ただの尊敬ではありません。リゼと二人っきりになると、恥ずかしがり顔を赤らめるという謎の描写があります。間違いなく尊敬の念だけでなく、好きという感情が入り混じっています。しかし作品を見てみると、シャロを百合と判断するのには、なんとなく違和感があるのです。
つまり、女の子が熱烈な好意を示している場合でも、必ずしも百合とレズにはならないということがあるようです。まとめでは、このことも考慮したいところですね。
シャロちゃんの妄想によれば、緊縛プレイも喜んでやりたいようです(達観)
すごい今更なのですが、このブログって自分の親も見てるんですよ(!?)。こんなレズとか百合とか緊縛とか書いている息子を見て、どういう気持ちになるのでしょうかね。
お盆に帰った時に、心情を聞いてみたいです。
新しい指標
それではまとめに入ります。
諸説を統合し、百合とレズに違いを示した新しい指標が画像になります。
2次元の方は百合に分類される場合が多く、ハグやキスまでいっても百合という認識がなされます。それ以上のことをしないと、漫画やアニメの世界ではレズにならないからです。
最後の所説にあった「人の視点」を考慮しても、百合の分類が多いことが分かります。百合かどうかは外部が決定するという説を考慮すると、アニメや漫画を見る人たちの視点で「これは百合だ!」という話が出れば、その作品は百合になることになります。
外部からの意見が出れば、たとえ作品内のキャラクターたちが同性愛を意識していても百合になります。作品を見る側の人たちが百合と認定しやすいことから、2次元における百合作品の多さが目立つのでしょう。
3次元の場合では、基本的にレズか友愛にしかなりません。レズになるための難易度が低く、キスだけでレズになるからです。
同性愛についての認知は少しずつ改善されているようですが、やはり同性同士のキスはまだまだ白い目があるというもの。この情勢によりハグだけしか百合認定されないため、必然的に3次元での百合はなくなります。
ただし2次元と同じく、本人たちがどうであれ他人から見て微笑ましく思えた場合、はじめて百合になる例もあります。
また2次元3次元のどちらにおいても、熱烈な行為があるからと言って必ずしもレズや百合に認定されるわけではないということも、改めて提言しておきます。それらはただの友愛、尊敬に分類されるわけですが、ここは難しい判断が要されますね。
最後に
またくだらない記事を作ってしまいましたね。どれだけGoogleのインデックスを汚せば気が済むのでしょうか(呆れ)
しかし、文字に起こしてまとめるとすっきりするものですね。多くの絵や漫画、動画の作品について、網羅できるような指標ができたと思います。
友愛とするか、百合とするかの区別は難しいものですが、ここは個人の感覚に任せたいと思います。とりあえず大まかな指標は作れたということで、記事を終わります。
謝辞
この記事を書くきっかけになったのは、研究室メンバーのおかげです。
この研究室はたいそう素晴らしいことに、百合とレズの違いについて一時話題になりました。もはやその話し合いは議論に近く、20分ほど熱く語っていましたね。ホント、この研究室は素敵ですよ(投げやり)
しかし、さすがは国立大学です。こんなアホみたいな話題でさえ、みんなしっかり考えて自分の意見を述べてくれました。この記事に書いた諸説には、研究室メンバーが出してくれたものも入れてあります。
おかげで自分の疑問が晴れました。kid君、krbys君、yzw君、endu君、iwsさん、ありがとうございました!