こんばんは、蓬莱です!
突然の一言失礼いたします。子作りが盛んに行われている季節や時期って知りたくありませんか? …そうですよね。「いきなり何だこいつ?」と思うのも無理ありませんよね。
人間だって動物です。自然の摂理で考えれば、季節・時期問わずヤリたい時にヤるはずなので、盛んな時期なんてあるはずがありません。
しかし、人間には季節によってイベントなるものがあります。これに左右されて、子作りが盛んに行われる時期があってもおかしくないと、蓬莱さんは考え始めたのです。
この疑問を解消しない限り、僕はお嫁に行けない。そう思い、今回も無駄な解析に走るのでした。
蓬莱さんのとある仮説
お読みいただきありがとうございます。
早速仮説を述べます。イベントによって子作りが左右されると言いましたが、クリスマスにその傾向があると考えます。
「どうせみんな猿だから、クリスマスにヤリまくる」。セ〇クスに縁がない僕が、ぼっちで コンビニチキン食べ比べ なんてやっている時に、全国のリア充たちはパコパコズンズンやっているわけです。
心の汚い蓬莱さんはこのように思うのですが、皆さんはどう思いますか? もしも本当にクリスマスにヤリまくる傾向があるならば、きっと9月にたくさんの子供が生まれていると思います。
そういうわけで、日にちごとの出生数を調べていきたいと思います。
調査方法
さっそくですが、調査方法を述べましょう。
統計解析に特化したプログラム言語である、R言語にてデータを収集して分析します。
今回は高度な分析を行わない予定なので、Rにはデータの収集・整理を頑張ってもらいます。
解析に使うデータ
厚生労働省が公開している「人口動態統計」のデータを用います。
下記のリンク先にある、「7.出生数・出生年月日時・出産の場所別」というデータを使います。
厚生労働省:政府統計の総合窓口 – 他の年月の統計表一覧
今回はえらくきちんとした情報を使いますね。厚生労働省のデータは画像の通りで、日にちごとの出生数が記録されています。
…日にちどころか、1時間ごとの記録も入っていますね。とてもすごいデータですが、今回は赤枠で囲んだ部分のデータのみを扱います。
集計・抽出方法
まずは21年間分のデータを一つにまとめなければなりません。
実に7000日分のデータを集計しますので、ここはプログラムを作成し、Rで集計しました。
集計結果は右のExcel表のようになり、1996年1月1日~2016年12月31日までのデータがあります。
Yearは年、Monthは月、Dayは日です。Numの部分は、その日に生まれた人数ですね。
華麗なる抽出方法(確信)
21年間のデータから、日にちごとの出生数を割り出します。例として、1月1日のデータを抽出する流れを示します(右図)。
赤枠の部分を見ると、1996年~2016年の1月1日のデータが上手く抽出できていますね! あとはこのデータを使って平均を求めれば、1月1日に生まれた人の数を求めることができます。
少しデータの考察を入れると、1996年から2016年にかけて徐々に出生数が減っています。たった1日だけのデータだけでも、少子化の傾向が読み取れますね…。
解析結果
厚生労働省も真っ青な解析結果
天下の厚生労働省も、まさかこんなくだらないことに21年分のデータを使われるとは思ってもいなかったでしょうね。
左図には、生まれた人が多かった順でランキング化しています。オレンジ色は上位50位で、青色は下位50位です。データの考察については、データが有意であるかどうかを述べてから行いたいと思います。
右図は出生人数のヒストグラムです。見ると、60~280位くらいまでは、集中していますね。
一番人が生まれている日は、なんと12月25日のクリスマスという驚きの結果でした。この図が正しそうだと判断できれば、クリスマスにボンボン出産してるし、ヤリまくってもいることになるのか…。
まさに性なる夜にふさわしい結果になりましたね。
1996年と2016年のデータ
先ほどの結果は、あくまで21年間を平均したものです。20年間もの長い年月を対象としているので、もしかしたら人口動態に変化が生じているかもしれません。
そこで、本当に21年間の平均で考察していいのかどうか、有意性について考えていきたい思います。
まずは、1996年のデータのみで集計したランキング(左図)と、2016年のデータのみで集計したランキング(右図)を比較したいと思います。
比較すると、ある程度同じような分布になっていますが、細かい部分で見ると大きく違っている部分がありました。
中でもクリスマスの順位は、大きな違いが見れました。1996年のクリスマスは21年間の結果と同じく1位ですが、2016年のクリスマスは352位という悲惨な結果になっています。
その他にも、微妙に違う傾向がありました。これでは平均してしまっていいか、疑問が生じますね。
ここでヒストグラムを示しておきます。
左図が1996年、右図が2016年のものです。
横軸の目盛は違いますが、ヒストグラムの形状は概ね同じですね。ここでも少子化の傾向が見られました。
過去10年と最新10年の比較
1年間のデータのみで比較した場合、比較結果は偶然のものだったという可能性があります。
そこで、1996年~2005年の過去10年間(左図)と、2006年~2016年の過去10年間(右図)を比較しました。
過去10年間と最新10年間が同じような結果になれば、時代による人口動態の影響は小さいと考えられるからです。
比較すると、どちらも同じような結果になっていることが分かりますね。過去10年間でも最新10年間でも、クリスマスは堂々の1位でした。また、年末年始はともに最下位に近い数字になっています。
2016年は、いわゆる外れ値的な何かだったのでしょうね。他の年のクリスマスは、軒並み1位を記録していました。
10年間単位のヒストグラムでも、同じような分布になりました。
これならば、21年間で平均したグラフは有意なデータと言えそうですね。
考察
再掲:21年間の平均データ
さて、有意性を示したところで考察に入りましょう。
いつの季節・時期がお盛んなのか?
一般的には、妊娠期間は10ヶ月くらいと言われています。
妊娠から出産までの期間を十月十日(とつきとおか)とも言いますが、それは最終排卵日からのものだそうです。
この記事ではいつ頃セ〇クスプレイしているかを考察したいので、分かりやすいように受精日からのデータを参照したいと思います。
参考サイトによると、受精から出産までの平均期間は266日だそうです。よって、生まれる日の266日前をセッ〇スプレイした日と定義します。
参考サイト:わかりやすい妊娠週数一覧表
参考サイト:十月十日の誤解
ランキングを見ると、8月~10月上旬までにオレンジ色が目立っています。また、オレンジ色は少ないものの、7月の後半は2桁台の順位が並んでいることが分かりますね。
したがって、7月後半~10月後半に子供がバンバン生まれていることになります。
よって、このバンバン生まれている期間から266日さかのぼれば、セック〇プレイしている時期が分かります。
計算結果は……。
10月29日~1月14日(季節:冬)
この期間にヤリまくっているわけですね。
逆に盛んでない時期・季節は?
逆にどの時期がお盛んではないのでしょうか? 同じ方法で計算してみます。
ランキングを見ると、3月に下位50位が目立ちます。また青色になっていなくても、2月後半~4月中旬までは、だいぶ下のランキングが入っていますね。
ということで、266日さかのぼってみると…。
5月21日~7月28日(季節:夏)
この時期はお盛んではないようですね。
夏よりも冬が盛んな傾向
以上まとめまして、子作り〇ックスプレイが盛んな時期は11月~1月中旬頃、盛んでない時期は5月下旬~7月頃となりました。
夏はヤらず、冬はヤリまくるという結果になりましたが、人間的な行動を考えると納得がいきます。
夏のイベントと言えば、海や夏祭り、花火などです。これらのイベントの後に、セック〇プレイする流れになるでしょうか?
海や夏祭りであれば、楽しかったね的な感じで1日を終えるだろうし、花火大会の後なんて普通は感動の余韻に浸って帰るはずです。
これらイベントの後にラブホに行くなんて、なかなか考えられません。
逆に冬はどうでしょうか? エッチなイベントである性なるクリスマスでは、ガンガンヤリますよね。
11月~12月前半なんて特にイベントがないことから、ちょっとしたデートの後にプレイするということも考えられなくはないです。人肌恋しくなる冬においては、ホテルでまったりするというのも頷けます。
年末年始・お盆休み・祝日
ちょっと話はそれますが、9月20日~9月31日のランキングを見てください。
9月23日だけ、異常に出生ランキングが低いと思いませんか?
この日は秋分の日であり、祝日になります。つまり、祝日には子供が生まれていないのではないかと予測することができます。
したがって、祝日に当たる日を赤文字で示してみました(上記画像)。画像を見ると、確かに祝日に当たる部分は概ね低い順位になっていますね。
ただし、後半の月の祝日には上位のランクのものが入っています。敬老の日に関しては、なんと4位という高順位に入っているくらいです。
これら高順位のランクは、年ごとに変動する祝日が当たっています。海の日のように第三月曜日などの指定がされている場合は、日にちが変わりますよね。
2016年の海の日は7月18日、2017年の海の日は7月17日です。
さて、なぜ祝日はこんなにも人が生まれていないのでしょうか? それは、祝日には病院がやっていないからだと考えました。病院が閉まっていなかったとしても、平日ほど出産の対応ができるとは思えません。
先の参考サイトによると、出産日は妊婦さんの状況や病院の都合により、ある程度決めることができるようです。つまり、「祝日に多くの妊婦さんには対応できないので、早めに産みましょう!」という提案がされている可能性があるということです。
祝日やお盆、年末年始に子供が生まれていないという事実も、病院側の都合を考慮しているという説明で通ります。
クリスマスが出産数1位なのも、「年末年始は病院がやっていないこと」、「せっかくだからクリスマスに合わせて産みたい」という人が多いという予想ができます。
最後に
このくだらない解析のためだけに作ったプログラム
今回の解析をするために、それなりのプログラムを作っていました。修士の研究で本気出せよ、マジで(確信)
今回の記事は、意外と明瞭な結果が出てきて、個人的には大成功だったと思います。人間的な行動も踏まえて考察をした結果、賛同が得られるような結果になったと思います。
さて、この記事を書いたのは9月28日です。
ともなれば、これからパコパコセ〇クスプレイが盛んになる時期になってくるはずです。恋人がいる人はもちろんのこと、自分にとっても楽しみな季節ですね。
まぁ、年齢=彼女なしの22歳神聖童貞には、なんの縁もない季節かもしれないですけれど(確定)