最終更新日:2020年12月6日

26歳神聖童貞、友達に女の子を紹介してもらい無事に死す


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こんばんは、蓬莱です!

昨日11月28日は蓬莱さんの誕生日でした。これで蓬莱さんは26歳神聖童貞になったわけです。

25歳の年も彼女ができたわけでもなく、相変わらず年齢=彼女なしの日々を貫いています。友達の婚約・結婚報告が徐々に出ている中、本当に困った人ですね。

「幻のポケモン、ルギア爆誕」にかけて、「幻の25歳神聖童貞、爆誕」なんてやっている場合じゃないでしょうに(自分事)。

 

ただ、25歳の年は少し面白いことがありました。友達から女の子を紹介されるということが、なんと複数回あったのです!

今日はせっかくの誕生日なので、その中で一番良いところまでいった出来事についてお話しようと思います!

 

 

蓬莱、女を知る

複数回の紹介があったと書きましたが、具体的な数を言うと4回の紹介がありました。冷静に考えてすごいですよね。

こんな自分にも話が来るのだから、友達の紹介という機会は普通に出回っているんだなと感じました。新郎新婦の出会いのきっかけとして、「友達の紹介」が一番多いという統計がありますが、それも納得の体験です!

 

ただし残念なことに、実際に連絡のやり取りができたのは1人だけでした。

紹介系あるあるですが、身長のスペックが足りず、紹介基準に値しなかったのです(最低身長170cm希望のところ、僕の身長は165cmでした)。

ちなみにですが後で聞いたところ、170cmを希望していた3人の女の子は、軒並み身長150cm前後の小さめの方らしいです。

 

「おや、駅弁ファ〇クがしたかったのかな?」

身体的な特徴で弾かれるのは悔しい所ではありますが、165cmの僕では彼女たちの望みは絶対に叶えられません。

切り替えて、唯一連絡先の交換までたどり着いた女の子に注力することにしました。

 

これからその一部始終を書いていきますが、タイトルでその結末はネタバレしています。

結局彼女を作ることはできませんでしたが、恋愛童貞の蓬莱さんがどこまで頑張れたかを綴っていきたいと思います。

それでは未熟な恋愛話をお楽しみください。

 

 

まずは童貞の馴れ合いを見てくれ(8/23)

LINEの始まり

連絡先を交換し、女の子との触れ合いが始まりました。初回なので、なるべく普通の感じで接することが課題ですね!

※相手方のプライバシーに配慮し、相手のチャット内容は極力キャプチャしないことにしています。また、相手の名前は「くるみ(仮名)」とし、文章のみで内容を示します。ちなみに相手は同い年(25歳)でした。

 

 

趣味の話から

くるみ「趣味はなんですかー?」

さっそく来ました定番の質問です。しかし定番ながら解答が難しい。ごくごく一般的な回答をしなければならないからです。

 

「休みの日は厚生省の統計データを見ています!」とか、「変態ブログ運営してますねぇ…(ニチャア)」などと答えたら、その時点でアウトです。頭のネジが取れている女性でないと、絶対やばい奴だと捉えかねられません。

「ルービックキューブやってます」と言ってもいいのですが、相手によってはオタク気質、陰湿と捉えられてしまう可能性もあります。

何かもっと普通の趣味は言えないか…。蓬莱さんは30秒ほど思案して、こう答えました。

 

 

ピアノとカリンバ

そうです、みなさん。実は蓬莱さん、ピアノも弾けちゃうのですよ。

楽器系は一般的だし恋愛において強い。恋愛必勝法なるサイトに書いてあったので、ここぞとばかりに出してみました。

 

くるみ「カリンバ…? 金属の爪みたいなのを弾くやつでしたっけ?」

 

ただ、後ろについているカリンバが余計でしたね(話題がカリンバに行ってしまいました…)。

 

ちなみにくるみちゃんの趣味(すきなもの)について聞くと、カラオケ、ディズニー、猫、ゲームが好きと答えてくれました。若い女の子らしくて素晴らしいですね!

一番好きなゲームはドラクエ11のようです。後輩から聞いた話では、ドラクエ好きの女の子は総じて当たりらしいですね。

童貞なのでそういう傾向があるのかは分からないところですが、とりあえず良さげな女の子であることは分かりました!

 

 

写真の渡し合い

くるみ「写真おくっていただけたりしますか? 私も送りますので!」

おっと、積極的ですね。やっぱり会う前に、どんな感じの人か知っておきたいということでしょうか。

自分としては全然OKでした。写真を渡すのは抵抗ない方ですし、どうせ会うのだから早いうちに相手の外見を知っておくのも悪くないと思っていました。

この行動が、後に自分の自信喪失につながることを知らずに…。

 

渡された写真のくるみちゃんは少しぽっちゃりしている感じでしたが、顔はなかなかどうして好みでした。総じて可愛らしい女の子だったのです。

まさに天使。この女の子に本当に会っていいのか? ハニートラップじゃないよな?

自分の性に合わない女の子が紹介されることも覚悟していただけに、正直ほっと安堵しました。

 

 

本題に突入

お誘い

その後は他愛のない小話をいくつか挟んで、蓬莱さんから積極的に本題に入っていきました。

恋愛マスター曰く、「こういうのは早めの方がいいんですかね?」が余計らしいですけど、そんなことは知ったちゃありません。だって恋愛必勝法サイトに、1カ月以内に会ってみましょうって書いてあったんだもん!

 

くるみ「来週からなら行けます! 金曜の夜か土曜だとありがたいです!」

 

なるほど、どうやら会ってくれる気はあるようですね。冒頭の趣味の話などで墓穴を掘ったところもありますが、少なくとも波長が合わない奴だとは思われていないようです。

ただ夜は避けるべきでしょうか。やっぱり初対面の人と夜に合うのは、女性としては避けたいのかなと思います。夜は色々ありますからね。

蓬莱さんはこのように候補日を提示しました。

 

ご提案

あえて土曜の候補を2日用意しました。これは紳士プレーです。

くるみちゃんからは、すぐに返答をもらえました。

 

くるみ「それじゃあ11の夜でお願いします!」

 

………

 

ふぅん、夜をご希望なんだぁ(ニチャア…)

はい。そうです、みなさん。童貞の考えることはこんなにキモイのです。

別に僕が誘導したわけではありません。むしろ僕は「土曜昼」という比較的安全なカードを候補としてご用意させていただきました。その中で「金曜夜」というゴールデンタイムを選択奉りあそばされたわけです。

ということは、くるみちゃんは夜OK。そういうことにしておきましょう。

 

9/11(金)の夜に初顔合わせするということで意見が一致した後は、湘南新宿ライン沿いの魚介系のお店を蓬莱が探し、予約したあとに再度連絡するということで、その日のラインは終わりました。

なかなかドキドキの展開でしたが、何とか初顔合わせの日程を決めきることができましたね。あと、くるみちゃんは夜OKです。

 

 

その3日後(8/26)

その後は相手の希望通り、湘南新宿ライン沿いでお店を探していきました。

やはり初回だから5000円くらいのお店にして、全額こちらが負担しよう。いくら友達の紹介でも、女性は怖く感じるかもしれないから、長くても3時間程度で切り上げよう。

いい歳して童貞を貫いている蓬莱さんに死角はありませんでした。とことん女性の立場になって考え尽くしていたのです。

そして悲しきかな、童貞の脳内ではすでにお付き合いをはじめていました。頭はまさに花畑牧場も真っ青なほどお花畑でした。くるみちゃん、夜OKですものね。

 

そうこうして、3件ほど店を絞って吟味している中、くるみちゃんから催促の連絡が来てしまいました。思えば最初のやり取りから3日も経っていたのです。

蓬莱さんが唯一死角になっていたことは、若い女性特有の予定のタイトさでした。

 

しまった、連絡するのが少し遅かったか。女性と2人で食事する約束なんて本当にマジで初めてのことだから、どうかお許しいただきたい。

そう反省し、くるみちゃんからの連絡を怒られる覚悟で見てみました。

 

 

彼氏ができました

……ん?

 

 

キャンセル

…え?

 

 

彼氏ができた

なんや、このメス豚(自重)

さすがの蓬莱さんも、これには顔を真っ赤にし怒り狂いました。

これはさすがに許せません。誰だってこんなことになれば怒るはずです! 即座にキーボードを高速で叩き始め、10秒もたたずに怒りのコメントを送りました。

 

 

蓬莱レス

安心しました。どうやら蓬莱さんは根っからの紳士だったようです。

 

 

会う前に終わった感想と教訓

いやぁ、僕も見る目がありませんでしたね(まだ見てませんけど)。

幸運にも可愛らしい天使ちゃんを掴んだと思ったら、腹の黒い子豚ちゃんを捕えていたとは、思い違いもいいところでした。

今後は黒豚ちゃんと呼びましょうかね(自重)

 

それにしてもこんな面白い話が今までにあったでしょうか。これ婚活の話じゃないんですよ。これ「友達の紹介」なのですよね。

紹介してくれた友達への建前があるということで、どんなに合わなさそうな異性にも1回は会うのが常識だと思ってました。それゆえに、蓬莱さんの衝撃は大きかったです。

蓬莱さんが甘えた考えを持ってるのか、黒豚ちゃんが非常識なのかは分からないところではありますが、悲しくなるのでここらへんで話を終わりにしましょう。

 

 

教訓

「友達との紹介で写真を求める奴は結構地雷」

このブログに書いてある話は、9人の友達・後輩・先輩に喋り散らかしました。

そんな中で、大体の人から「友達の紹介なのに写真って必要なの?」と意見されました。

 

正直これは盲点でしたね。確かに「共通の友達」という結びつきがある以上、少なくとも怪しい人は紹介されないはずです。

写真を要求された側は「写真を見て気にくわなかったら会わないつもりなの?」と思うかもしれません。これは確かに失礼な話ですよね。

 

当然これらは男性側のみの意見です。女性の方から見れば「会う前の写真は大切! 女心が分かってない!」という話が出てきても仕方がないです。

ただ、一言だけ言わせていただきたい。

 

うるせぇ!! 言われなくても分かっとんじゃい!!
こちとら年齢=彼女なしの神聖童貞だぞ!!!(自重)

 

 

最後に

LINE履歴

貴様とのやり取りはすべて残させてもらったよ(外道)

最後のやり取りが終わったら即ブロックされるかなと思い、履歴を残しておきました。これでこの話をリアルでもしやすくなります(パワポに貼り付けている時点で、多分使いどころないと思いますが)。

 

最後にですが、黒豚ちゃんがこのコメントを送信した背景を考察してみました。

①彼氏は建前の嘘で、蓬莱さんに会いたくなかった
②彼氏は本当のことで、丁重にお断りした

これ悲しいことに、真相がどちらだったとしても、行きつく先は蓬莱さんのラインがきもかったか、蓬莱さんの顔がきもかったのどちらかが原因なのですよね…。

 

分かりにくい②についてですが、その彼氏とやらに決定する前に、蓬莱さんと会って比較してから決めてもいいのではと思いました。

「ラインと写真を見る限り、会わなくても切り捨てられるくらいの価値しかないわ!」と言わんばかりです。

 

真相は不明ですが、結局のところ蓬莱さんがダメだったわけです。顔は下の上だと思っていましたが、これからは下の中として生きていきたいと思います。

今回は残念でしたが、26歳の年も何かしら面白い話ができるといいですね!


初回公開日:2020年11月29日
最終更新日:2020年12月6日 初回公開日:2020年11月29日
最終更新日:2020年12月6日