こんばんは、蓬莱です!
「真夏の夜の淫夢カテゴリー」を見ると、本当に多くの記事を作成してきたと思います。2018年4月3日現在、その記事数は18にもなりましたね。
TNOKや野獣先輩などの主要メンバーは網羅し始めているので、そろそろ他の淫夢ファミリーに目を向けていってもいいかもしれません。
今回は手始めに「KBTIT」を題材として、淫夢最大の風評被害について言及してみましょう!
⚠ご注意
最初に、大切なことを言っておきます。
「BLEACH」を代表作とする漫画家の久保帯人さんは、淫夢とまったくもって無関係です。
淫夢の世界には風評被害というものがあり、漫画家の久保帯人さんはそれにかかってしまった被害者です。ホモビの出演はもちろんこと、ホモビ界にもまったくもって関係がないことを、ここで明らかにしておきます。
淫夢の風評被害とは?
まず、「風評被害」とは何なのでしょうか?
いつもお世話になっている「コトバンク」様で、調べてみましょう。
根拠のない噂のために受ける被害。特に、事件や事故が発生した際、不適切な報道がなされたために、本来は無関係であるはずの人々や団体までもが受ける損害のこと。
参考記事:風評被害 – コトバンク
なるほど、正しくはこんな意味になるのですね。下線部分については、淫夢における風評被害でも同じです。
しかしながら、「不適切な報道がなされたために」という部分については、多少の違いがあります。
淫夢における風評被害は、報道ではなく人の決めつけによって生じているからです。
淫夢界隈では、淫夢のキャラクターと少し容姿が似ているだけで、淫夢と関連付けられてしまいます(NONA REEVESなど)。
また、ちょっと淫夢語録を発言しただけでも、淫夢と関連付けられてしまいます(元SMAPメンバー草彅剛など)。
さらには、ホモビ男優たちの何気ない行動からも、淫夢と関連付けられてしまうことがあります(山田うどんなど)。
そういった決めつけによる風評被害が多い中で、「BLEACH」漫画家の久保帯人先生は、最大の風評被害を被ったと言っても過言ではありません。
「似ているだけ」という風評被害
久保帯人先生とKBTITの比較画像
久保帯人先生は、「淫夢キャラに似ている」という決めつけで風評被害を受けています。
この比較画像を見て、何と嘆くべきでしょうか。悲しいことに、久保帯人先生とKBTITは微妙に似ているのです。
それもそのはず、淫夢のKBTITというネーミングは「漫画家の久保帯人に似ているから」という理由から来ているのです。
何の前情報もない場合、「久保帯人とKBTITは同一人物だ!」と人から言われば、コロっと信じてしまいそうになるのも納得できます。
久保帯人さんの風評被害
テロップによるミーム汚染
淫夢最大の風評被害は、この画像から始まったと考えられます(実際に拡散された画像には、赤いバツ印はありません)。
こちらは、「悶絶少年 其の伍」に収録されているワンシーンになります。この画像に、他のテレビ番組から取ってきたテロップを載せただけで、凶悪なコラ画像の完成です。
いかにもテレビのワンシーンにありそうなコラ画像なので、本当にタチが悪いですね。久保帯人先生の容姿を良く知っている人であれば騙されませんが、そうでない人は騙されてしまいそうです。
コラ画像かどうかなんて、一般人にはなかなか判別できませんし。
Wikipediaへの風評被害
Wikipediaへ堂々の浸食
先の画像が火種となり、徐々に「KBTIT=久保帯人先生」という方程式が成り立ちました。この時点で、徐々に風評被害が広まっていきます。
2013~2014年に「久保帯人」と検索をすると、画像のようなひどい有様を見ることができました。画像検索において、久保帯人先生に混ざってKBTITが検索結果に出ている様子が分かります。
画像ならまだしも(?)、説明文の赤線部分を読んでみてください。「インターネット上の愛称は~KBTIT」と記載されています。しかも天下のwikipediaが、そう明言しているのです。
・・・・・・
大間違いなんだよなぁ(確信)
誰もが知るwikipediaがこんな有様なのですから、「久保帯人=KBTIT」の方程式が、一般人に植えつけられていくことは明白です。
一般人への誤解を生む
情報参照元:BELCORNO@LatteArt
ベルコルノさんも被害者になってしまうとは…。壊れるなぁ。
wikipediaに偽の情報を書き込まれては、大抵の一般人はその情報を信じてしまうでしょう。
その情報に翻弄されてしまった例を、1つだけ紹介します。
上記の画像は、キャラクター系のラテアート作品で有名な「ベルコルノ」さんがやらかしてしまった時のツイートです。
ツイートを見れば分かるように、ベルコルノさんは訂正を入れる前までは、完全に「久保帯人=KBTIT」と認知していたようです。
別に、ベルコルノさんが悪いわけではありません。ネットがこんな状況であれば、淫夢を知らない人は騙されて当然なはずです(確信)。
ついにジャンプから警告
参考記事:漫画家・久保帯人先生の肖像について – 少年ジャンプ公式サイト
このような状況がたて続けに続けば、公式ジャンプも黙っているわけにはいきません。
風評被害で明らかに実害が出ていることから、ジャンプは上記の画像による警告文を発しました。実に2015年9月4日のことです。
ここまで大事になってしまうとは…悲しいなぁ(諦観)。
ちなみにこの警告文は、ヤフーニューストップにまで昇り詰めました。さすがに淫夢民も、やり過ぎてしまったという感は否めませんね。
KBTIT、ついに不適切な表現に
KBTIT、ついにブラックリスト入り
2015年10月中旬、ジャンプの警告を受けたためか、BLEACHを題材とするソシャゲにおいて、KBTITの名前が不適切な表現として使用できなくなりました。
当然の報いだとは思いますが、ソシャゲにすら嫌われるのか…(困惑)。
KBTIT登録者数、3万人を超える
規制される前のキャプチャ画像です。
赤丸をご覧ください。KBTITという名前でプレイしている方が、この日本大陸において3万人以上もいらっしゃるようです。
3万人ですよ、3万人。風評被害がいかに大きな威力を持っているか、思い知らされますね。
なお、規制される直前の報告では、6万人ほどのユーザーがKBTITという名前でプレイしていたようです。
なるほど、もはや宗教に近いものを感じます。規制されるのも納得できますね。
「TIT」はさすがに草
規制後のソシャゲの様子です。
これは本当にすごい画像です。我ながら本当に感動してしまいました。
なぜなら、「禁止される → せやTITにしたろ!」とお考えになる方が、なんと10人以上もいたからです。淫夢民の結束力を、垣間見たような気がします。
追加で補足しますとKBTIT禁止後は、10人以上同じ名前のプレイヤーが存在した場合、一括して「同名のプレイヤーは10人以上」という表記になったようです。100人いようが1000人いようが、変わらないということですね。
そうなると、実際に「TIT」という逃げ道を思いついた人は、結構な規模で存在するかも知れません。
また、KBTITのI(アイ)の部分をl(小文字のエル)に変える逃げ道を思いついた方も、同様に10人以上いらしゃったようです。
ホント、ホモは執念深いなぁ(感心)。
最後に
以上、漫画家の久保帯人さんへの風評被害についてお話ししました。
これまで淫夢は多くの人や団体を風評被害してきましたが、久保帯人先生に勝るほどの風評被害はないはずです。
まさに、淫夢史上最強規模の風評被害というに、ふさわしいでしょう。
この記事を読んでくれた方の中には、「久保帯人=KBTIT」の方程式を持っていた方がいたかもしれません。
それが完全に間違った認識であることは、この記事を読んで分かってくれたかと思います。是非この機会に、久保帯人先生とKBTITは分離して考えるようにしましょう!
記事の流れでこうなってしまいましたが、この記事には間違った認識を改める力があると思います。もしそうだとしたら、この記事を作った意味は少しだけでもありそうですね。