こんばんは、蓬莱です!
突然ですが、蓬莱さんは学生では珍しいことにワインが好きです。大学3年生秋に興味を持ち始め、ついにワイナリーにまで訪れるくらいにワイン好きが高まりました。
全国のワイン愛好家では有名な話ですが、新潟には「カーブドッチ」というワイナリーがあります。しかも自分が通う新潟大学から10kmほどしか離れていないではありませんか!
何という巡り合わせ…これは行くしかないですね! というわけで、レポートしてきましたよ!
カーブドッチってどんなところ?
カーブドッチはサムネイルの通り、新潟のワイナリーになります。
ワイナリーとは、ワインの製造所という意味ですね。カーブドッチの情報は公式サイト「カーブドッチワイナリー」で見ることができますよ。
マップは画像の通りになりますが、なんだかいろんな施設が多くて面倒そうです。実際にネットで下調べした自分でも、まずどこに行くべきか全く分かりませんでした(苦笑)
簡単に施設を紹介しますと、赤丸で強調されている部分がワイナリーです。カーブドッチ、フェルミエなどの5つのワイナリーが立ち並んでいます。
「カーブドッチヴィネスパ」は、宿泊施設。他の「薪小屋」「カーブドッチレストラン」などは、飲食店になりますね。
風土とテロワール
土壌が砂と言う厳しい環境の中で、精錬されたワインが作られる!
自分は新潟市について研究をしているため、新潟風土の話は得意です。新潟市は8000年も続いた砂の堆積により、約40メートルにも及ぶ砂丘列を形成しました。
海に近い砂地という立地から、欧州に似た土地となります。これにより、良いテロワールが期待できそうですね。
カーブドッチの畑道は砂ばかり!
国道を通らず近道をして、畑道から行ってしまった画像です。今思えば立ち入り禁止区間な気がしてきましたので、貴重な写真だと思います。
自分の自転車は悪路に強いスポーティーな自転車なのですが、この自転車でも砂の上ではペダルを漕げず、歩くのがやっとでした。
一面が砂。自分で体験してきましたが、こんな土壌で育つブドウはやはり強そうです(小並)
ワイナリー
テロワールを語ったところで、自分が回ってきた施設をレポートしていきますよ!
まずはメインのワイナリーから見てみましょう。休業日だったワイナリーもありましたので、ここでは3つ紹介したいと思います!
カーブドッチ
新潟の地に最初にワインを作り始めたワイナリーです。5つのワイナリーの中でここが一番大きいので、まずはここを訪れるべきでしょう。
写真でもワイナリー感が伝わってきますが、匂いや雰囲気も含めて王道のワイナリーと感じましたね。
100円か200円でテイスティングできるコーナーもありましたし、試飲を楽しむのも良いでしょう!
このラインナップの豊富さ…やりますねぇ!!
とても個人で営業しているとは思えませんね…。さすがは新潟の初代ワイナリー。ちなみにお値段は、3000~5000円クラスが多かったです。
当然のようにワイングラスも豊富に取り揃えているのは、さすがはワイナリーと言ったところ。
値段もリーズナブルな3桁代から、高級な5桁代まで様々。手に取ってお気に入りを探すことができるのは、とても嬉しいですね。
こんな施設があることを知っていれば、amazonでリーデルグラスを即決しませんでしたよ(苦笑)
洋風なグッズも完備。
ワインをより楽しむためのソムリエナイフや、インテリアグッズなどもありました。見ていて楽しいものばかりでしたよ!
フェルミエ
ブドウ畑とともに、フェルミエの看板。
ワインショップとレストランが併設されていたワイナリーです。個人的な感想ですが、5つあるワイナリーの中で一番オシャレなお店だったと思います。
フェルミエの面白さは、1000円でワイナリーの見学ができるところです。3日前までに予約が必要ですので、ツアー目的の方はお忘れなく!
カンティーナ・ジーオセット
最後にジーオセットをご紹介。
テイスティングは無料という粋なお店です。応援したくなったワイナリーでしたので、自分はここでワインを買いました。
選んだ理由はただ1つ。店員のお姉さんがすごく気さくで優しかったからです(ノンケ感)
大体の試飲は商品を売ろうとしてくるはずですが、ここのお姉さんはそんな感じが微塵も出ていませんでした。ただただ自社商品の良さを広めたいだけと言っても過言ではありません。
ワインの美味しさなんてどこも譲らないほど美味しいでしょうし、自分は応援したくなるようなワイナリーを選ぶしかありませんでした(苦笑)
ようするに、まぁ惚れたわけです。結局のところ、僕もノンケなのですね。
飲食店
話は変わりまして、飲食店のお話になります。
お財布と相談した結果、薪小屋というお店に入りました。
全メニュー1500円超え…。何だこの値段設定、壊れるなぁ(確信)
少し注意すべき点は、どこの飲食店も値段が相当高いということです。ベーカリーですら1000円は取られるし、ガーデンレストランに至っては2000円もふんだくってきます。
うーむ、まさにセレブの食事ですね。学生には厳しい値段ですので、一番安い1800円のスパゲッティを食べました。
前菜からクライマックス(絶頂)
しかし完全なぼったくりというわけではなく、まさしく値段通りのコース料理が次々と出されました。人生で3回くらいしか食べたことのない前菜料理です。
ワインを別で注文すれば、まさしくマリアージュの食事が楽しめますので、お金に余裕があれば行くべきだと思いますよ!
おつまみショップ
カーブドッチは肉にも定評がある!
ワインに合う各種おつまみも取り揃えてありました。肉はもちろんのこと、チーズやスモーク豆腐なども置いてありましたね。
植物たちも見どころ!
未成熟なつぼみ、美しいです(犯罪臭)
ワインが好きなら、元となるブドウも見ておきたいところです。フェルミエの画像でお見せしましたが、ブドウ畑も近くで見ることができます。
自分は6月に訪問しましたので、未成熟なブドウしか見ることができませんでした。9月くらいに、また訪れたいですね。
幼女っぽい可愛らしさがある(迫真)
しかし、6月と言えば薔薇を始めとする花たちが見どころです。こういった優雅な雰囲気を醸し出しているところも、カーブドッチの良いところですね!
おすすめのアクセス法
内野駅からカーブドッチまで、直通のバスがあります!
以上で施設についての話は終わります。最後に、実際に行ってみてのお勧めのアクセス方法を述べたいと思います。
車持ちの方でも、ぜひバスに乗って来ることをお勧めします。その理由は、試飲が遠慮なくできるからです。
せっかくワイナリーまで行くのです。吐き出しの試飲と言わず、しっかり喉まで通してワインの試飲を楽しみたいじゃありませんか。
ワインの試飲を楽しんで商品を買っていくのが、王道を征くスタイルです。自分は自転車でワイナリーを訪れましたが、ワインの試飲を十分に楽しめなかったことを一番悔やんでいます(汗)
最後に
広大な砂地で育ったワインを、どうぞお楽しみあれ!
レポート的な内容になりましたが、以上で記事を終わりたいと思います。
最後に客層に関してお話しします。やはりワイナリーということもあり、少しお高くまとまったお客が多く見られましたね。子供にタキシード的な服を着させていた親御さんも見られました。
あと、どういうわけか20代後半くらいのカップルが多かったです。ワイナリーは普段行くことがないので、軽い観光スポットとしても人気があるのではないでしょうか。
そう考えると、別にワインに詳しくなくても楽しめる場所のようです。誰にでもお勧めできるカーブドッチ、まさにそんな感想を持った一日でした!
— 後日談 —
そういえば、一人客は自分しかいなかったな(達観)
※カーブドッチは、1人のお客も楽しめます。