こんばんは、蓬莱です!
社会人になってから一発目の記事ですね。社会人の生活リズムにも慣れてきましたので、今日から更新を再開していきたいと思います。
今回のテーマはタイトル通り、「20代の童貞率」についてです。
新社会人1発目、かつ令和最初の記事がこれっていうのは非常に情けないですが、何かとこのブログにふさわしいテーマかと思います。
それでは今回も元気にやっていきましょう!
気になる20代未経験率
「僕みたいな超絶イケメン秀才ボーイが売れ残るのはやはりおかしい」
蓬莱さんが常日頃思っていることです。そのままラノベタイトルにして、僕の生き様を公開したいくらいです。
すでにご存知と思いますが、蓬莱さんは24歳神聖童貞です。社会人デビューすることなく、未だふつうに童貞です。
この異様さは、研究室の中でも随一と言われるほどでした。
研究室時代を振り返って見れば、95%のメンバーは非童貞でした。そんな彼らと僕を比べると、なんとなく人生経験という点で輝きが違う気がしたのです。
彼らは遅かれ早かれ、健全な青少年時代に然るべき穴(アナ)に入っているのです。デートの楽しさを知った上で、洞窟での快楽を経験しています。まさに一皮剥けている状態なのですよね。
その間僕は何をしていたかというと、パソコンの前でエ○動画を見つつソーセージを研いでいたくらいです。いい年して入ったのは、土管のアナくらいしかありません。当然のことながら、肉棒を擦る程度のことしか人に勝る部分はありません。
泣きたくなりますね。
こういった事例もあり、20歳になる前に経験を済ましておかないと、何かと言われてしまう時代ではあります。
現に20歳を超えたあたりから、童貞たちの自虐ネタが始まっているような気がします。まるで「自分は希少種だ!」と言わんばかりに。
しかしその反面、20代の童貞は4割もいるというデータが出ています。
4割って、結構たくさんいますよね。もしも本当に4割もいれば、20歳で童貞である人は、そこまで希有な存在ではないと言えます。自虐に走らず、自分に自信を持っていいはずです。
以上の点から、童貞界隈においても、データと現実に乖離が生じている可能性があります。
これはデータの出どころをきちんと調べて、検討する必要がありそうですね!
調査方法
そもそもの話、童貞率なんてどうやって調べるのでしょうか? これは想像がつく通り、アンケート調査しかありません。
アンケート調査は、自分が答えたくない情報については嘘をつくことができるので、信憑性に欠けると言われています。
確かに1つの調査結果を鵜呑みにすることは、大変危険なことです。
しかしアンケート調査でも、複数の独立した調査を見比べることで、結果がもっともらしいかどうか判断することができます。
今回はそんな単純な調査をしていきたいと思います。
扱うデータの紹介
今回3つの調査結果を扱います。
データの出所は協会や研究所ですので、結構ガチなデータかと思われます。さらっと紹介していきますよ!
・日本性教育協会
参考サイト:青少年の性行動全国調査 – 日本性教育協会
性経験率を調査している団体では、一番メジャー団体かと思います。「青少年」とついていることもあり、調査対象は学生(12歳〜22歳)です。
サンプル数は非常に多く、中学・高校・大学それぞれ、2600人程度は確保しています。男性のみで考えると場合、1300人のサンプル数があることになります。
これは期待できそうです!
・国立社会保障・人口問題研究所のデータ
参考記事:第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する基本調査) – 国立社会保障・人口問題研究所
お次は、研究所の調査です。この調査では、20歳〜34歳までの若年から中年を対象とした世経験率を報告しています。
こちらのサンプル数も日本性教育協会に負けず、男性女性ともに各年3000人程度を確保しています。研究所のパワーはすごいですね。
この記事では、20代前半(20歳〜24歳)のデータを扱っていきたいと思います。
・相模ゴム
参考記事:ニッポンのセックス – 相模ゴム
最後は、誰もが知っているコンドームメーカーの調査です。この調査では、都道府県別にエッチな傾向を知るために、様々な内容を調査を行なっています。
調査対象は、20〜60歳の幅広い年齢層を対象にしています。サンプル数は全体で14100人と大きいですが、今回扱っていく20代のデータ(20~29歳)に限定すると、2000人程度のサンプル数に落ち着くでしょう。
調査の結果
3つのデータをグラフに描きました。
便宜上わかりやすいように、日本性教育協会をデータ1、人口問題研究所をデータ2、相模ゴムをデータ3として描画しています。
3つの折れ線は、どれも同じような傾向を示しています。
この傾向には、2つの特徴があります。
1つ目の特徴として、2005年が童貞率が最も低かったことが読み取れます。この時代が、若い世代が最もパコパコズンズンやっていたことになりそうですね。
2017年のデータは、2005年のデータと比べて12%程度上昇していますね。少子化が懸念されるのも無理はないデータであることがわかります。
2つ目の特徴は、最初期の調査となる50年前のデータは、童貞率が80%であることです。
この時代は、婚前性交がタブーとされていたことが読み取れそうです。
3つの折れ線を比較すると、さらに面白い点が浮かび上がります。
例えば青線と緑線を比較すると、あまり童貞率が下がっていないことがわかります。
つまり、20代で童貞である人は逆転童貞卒業をしにくいということが、数値上から証明されているのです。
最後に
今回は20代の童貞が本当に4割もいるのかを確認するため、調査を行いました。
3つの調査結果をグラフに起こした結果、本気で4割くらいいそうだという結論に至りましたね。
この調子だと、日本全体で見たとき若年層の童貞は意外なくらい多いようです。
…いや、むしろ「意外」と言ってしまうことがおかしいかもしれません。
「普通は20歳までに経験しておくべき」「社会人童貞はさすがに自重ww」ここら辺の認識は、極論である可能性が示唆されます。なぜならデータ上では、その年齢層だと半分以上が未だ童貞ですから。
もしかしたら僕たちは、漫画やゲームの恋愛感覚に影響されすぎているのかもしれませんね。
【おまけ】処女率について
童貞ばかりにクローズするとホモだと思われてしまうので、20代前半の処女率についても調べてみました。
扱ったデータと調査方法が同じなので、最終結果だけを載せています。
見るとわかる通り、処女率についても童貞率と同じような傾向を示していますね。2005年が最も処女率が低く、それ以降の年代は増加している傾向にあります。
データ的に興味深いのは、3つの折れ線のばらつきが、男性と比べて大きい点です。各折れ線を比較すると、処女率が20%程度低くなっていることがわかります。
このことは、20代で処女の女性も、今後きちんと行為に及ぶ可能性が高いということを示唆しています。
赤線の時代に売れ残ってしまったとしても、30歳までにはしっかりご経験される女性は多いようです。
すなわち、処女の価値は高く、童貞の価値は低いことを物語っています。
泣けますね。
そしてロリコン的には、18〜22歳の処女率が60%もあると言うことについては非常に興味深いです。
日々電車ですれ違っている女子高生たちに、しっかりと処女が混じっていることを考えると、もう夜も眠れませんよ(自重)
まさかの収束パターン
男性と女性のデータを重ね書きしました。
こうして見ると、男性の童貞率は、1990年からあまり変わっていないことが分かりますね。
逆に処女率は童貞率と比べて、大きな推移をしていることが分かります。
2010年と2015年のデータでは、童貞率と処女率が見事に重ね合っています。
これはあくまで割合での結果ですので、童貞と処女の数が同じくらいいるとは言えないことに注意したいですね。