2chのe-typingスコアランクは本当に正しいのか?新しい指標を作ってみました!


タイピング得点分布

こんばんは、蓬莱です!

日々3000文字以上のブログを書き続け、タイピングソフトでそれなりの練習をしている蓬莱さん。これだけの練習を重ねていれば、気になってくることがあります。それは、自分のタイピングはどれくらい凄いのか? ということです。

実際のところ、23年間の人生で自分よりタイピングが速い人は1人しか見たことがありません。これだけを聞くとタイピングが物凄く速いように聞こえますね。しかし、単純に周りに速い人がいなかっただけという井の中の蛙なだけかもしれません。

 

ようするに、自分の周りだけ見ていては、全体として自分が今どのレベルにいるのかがよく分からないのです。今回は同じような悩みをお持ちの方に、客観的に自分の速さを知るための目安を作りました!

よろしければ、ご覧くださいませ!

 

 

こんな人が記事を書いています!

寿司打結果

  • 寿司打は平均8000円程度、最高記録は画像の通り
  • e-typing腕試しでは、proffesorランク(436pt)
  • タイプウェル国語Rでは、平均10.2秒/打のXCランク

以上が蓬莱さんの主な成績です。タイピング界で知らない人はいないであろう寿司打で、10000円以上お得は結構高い方だと思います。

これくらいのレベルで僭越ですが、今回の記事を進めていきたいと思います!

 

 

私のタイピングってどれくらい?

前述の通り、自分のタイピングスキルがどの程度のレベルなのかを判別するのは、案外難しいことです。

一応e-typingのスコアを材料とした、レベルチェック表みたいなのはありますが…。とりあえず下記をご覧ください。

タイピングゲーム:e-typing

 

000~100 【一般初心者】
練習あるのみ、パソコン買ったばかりでキーボードのキーを目で探してるレベル

100~150 【一般初級者】
キーの位置を覚えて、目で追いながら指一本で打っているレベル

150~200 【一般中級者】
キーの位置を覚えて、目で追いながらも指を数本使い始めるレベル

200~250 【一般上級者】
キーの位置を覚えて十分な速度を手に入れて、俺速いんじゃないかと思い始めるレベル

250~300 【一般最上級者】
指を数本使い、自己流タイプで周りの人間にタイピング速いねと言われるレベル

—————————– 一般人の壁 —————————–

300~350 【タイパー初心者】
タイピングでは周りに敵無し、タイピングの世界に入っても十分やっていけると勘違いし始めるレベル

350~400 【タイパー初級者】
タイピングをすれば友人に化け物と言われるレベル

400~450 【タイパー中級者】
タイピング、ここまでくれば一人前の中堅タイパーレベル

450~500 【タイパー上級者】
タイピング界でも十分な実力を手に入れたレベル、だが先は長い

500~550 【タイパー最上級者】
ここまでくればタイピングも相当の者、一般の人に対して極めたと言い張っても良いレベル

—————————– タイパーの壁 —————————–

550~600 【変態パー初心者】
もうあれだ、タイピング極めました、タイピング界でもまともな対戦相手すら見つかりにくいレベル

600~650 【変態パー初級者】
世界は広かった、変態になりタイピングへの情熱を注がなければ届かないそんな世界を垣間見たレベル

650~700 【変態パー中級者】
笑ったら良いと思うよ、変態への道を歩み始めるそんな変態のレベル

700~750 【変態パー上級者】
どこまでも空は禍々しく、そして艶やかに煌びやかにVIPクオリティさえ包括するレベル

750~800 【変態パー最上級者】
さぁ現状数人しかいない、タイピング界の歴史に名を残す天才レベル。

800~850 【変態パー絶対神】
タイピング界に降臨せし現人神、存在自体がもはや宗教

 

e-typingの腕試しタイピングをプレイすることで、自分がどれだけの力を持っているかを判断できます。50点刻みで、結構まともな指標に見えますよね。

しかし、このスコアチェック表。出所はあの2chです。正直なことを言うと、2chの情報はかなりの確率であてになりません。つまり、悪く行ってしまえばこのチェック表は、個人が勝手に判断した内容なのです。

しかも2008年に書き込まれたコピペですから、データとして古いという懸念もあります。

 

したがって、この記事では現代のe-typingスコア分布を描画し、ちゃんとした評価になっているか検証してみます。

その後、分かりやすい指標を提示したいと思います。

 

 

e-typingスコア分布は対数正規

第860回分布

第841回のスコア分布

e-typingでは、毎週の腕試しチェックの得点を参照することができます。驚くことに、第1回から現在開催されているランキングのすべてを見ることができます。

この記事では、第841回のデータと第860回のデータを扱っていきます。

元データ:第841回 腕試しタイピング

 

第841回の分布形状を見ると、対数正規分布になりましたね。下位層・中位層が多く存在しており、多くの人が同じような結果を出している様子が分かります。

また、一部の変態が超高スコアをたたき出している様子も読み取れます。

 

 

第841回分布

第860回のスコア分布

対数正規分布の形を取っているのは、偶然だったのではないか? そう思い、第863回のデータも集計し、ヒストグラムにしてみました。

見ると分かる通り、やはり対数正規に従っていそうですね!

 

 

一般人の割合はどれくらい?

タイピング得点分布

e-typingスコアは対数正規分布に従うことが分かりました。

次に2chのスコア表における、一般人・タイパー・変態パーの分布を表示してみました。

 

やはり視覚的に見ると、分かりやすいものですね。一般人が76%、タイパーが23.4%、変態パーが0.6%という結果になりました。

一般人が多く、変態パーが極わずかに存在するようです。

 

 

あなたのタイピング能力はどれくらい!?

さて。いろいろ分析したところで、スコアごとにどれくらいの位置にいるのか、まとめておきたいと思います。

  • スコア約200ほどで、全体の40%に位置します。
  • スコア約230ほどで、全体の50%に位置します。平均的な点数です。
  • スコア約250ほどで、全体の60%に位置します。
  • スコア約280ほどで、全体の70%に位置します。上位30%に入りますね。
  • スコア約320ほどで、全体の80%に位置します。上位20%ですよ!
  • スコア約360ほどで、全体の90%に位置します。ついに上位10%!
  • スコア約410ほどで、上位5%に入ります!
  • スコア約470ほどで、上位2%に入ります!
  • スコア約520ほどで、上位1%に入ります!

 

 

タイピング動画

 

上記の表を使えば、自分のスキルは全体でどれくらいなのかということが、ある程度分かるようになります。

2chのチェック表だけでは自分の絶対的な評価しかできませんでしたが、今回作った目安では全体でどれくらい凄いのかという評価ができるようになりました。

ここまでの指標ができれば、この記事の目的は果たしたと言えるでしょう。

 

最後に、自分が作成したタイピング動画を置いておきます。これらは以前撮影した4つの動画であり、wpm別にタイピングした動画です。

自分のタイプスピードを客観的に見ておくことは、ある意味で大切なことです。「自分のスコアは280点だから、上位30%に入るのかー」と知ったのであれば、それがどれくらいの速さなのか見ておくと良いと思います!

 

※ご注意 これらの動画はすべてノーミスタイピング、および長文モードで撮影をしています。話すと長くなるので省きますが、実際見ている動画よりも、読者様はもう少し早く打っていると思われます。

(例:スコア219の動画 → 腕試しタイピングではスコア180くらいの点数)

 

 

スコア219の動画です!

これくらい打って、平均より少し劣るくらいになります。

 

 

スコア319ptの動画です!

これくらいのタイピング能力があれば、上位20%に入るようです。

2chのスコア表からすれば、この動画のスピードは一般人クラスです。一般人もなかなかやりますねぇ!

 

 

wpm400程度

スコア394の動画です!

タイパーの領域に入りました。上位10%には入っています。

 

 

wpm500程度

スコア532の動画です!

これくらいになると、上位1%くらいになるはずです。しかし、まだ変態パーの境地には達していません。

ちなみに蓬莱さんの平均スコアは410点くらいですので、結構無理をして作成した動画です。見栄を張って作った動画というわけですね(苦笑)

 

 

最後に

2ch発祥のe-typingスコア表は若干ガバガバなんじゃないかという予測の元、しっかりと分析をし、他人と比較できるような新しい指標を作成しました。

ヒストグラムにした結果、しっかりとした対数正規になりましたね。一般人・タイパー・変態パーの割合も表示したところ、2ch発祥のe-typingスコア表は、まぁまぁしっかりしているという結論に達しました。

 

やっぱり、自分が今どの位置にいるのかということがある程度わかれば、その後のやる気も出てくるというものですよね。

この記事を作って、自分が上位5%にいることを知り、俄然やる気が出てきました(笑)

この新しい指標が広く知れ渡るのは本望ですが、ひっそりとでも伝わっていけば嬉しい限りです!


初回公開日:2017年12月24日
初回公開日:2017年12月24日