こんばんは、蓬莱です!
今回のテーマは「東方アニメ」でお送りします。東方好きでも東方アニメと聞かれれば、幻想万華鏡しか知らないという人は多いと思います。サムネイルのアニメを見ていない方、結構いらっしゃいますよね?
ここではそんな方のために、現存する東方の二次創作アニメについてまとめてみたいと思います。
はじめに
初めに大切なことを申し上げますと、東方の原作はZUN氏による弾幕シューティングゲームです。原作が”同人”ゲームですので、一般的によく見られるようなテレビで放映されるアニメとは、ちょっと違うという点をご理解くださいませ。
あの有名な幻想万華鏡も、テレビでは放映されていないということですね。ちなみにこれらのアニメは、二次創作アニメや同人アニメなどと言われております。
長編アニメ
同人ゲームから生まれた二次創作アニメではありますが、その出来栄えはどれも素人が制作したとは思えない仕上がりです。
まずは長編アニメを見てみましょう!
幻想万華鏡
東方好きならば、この作品は知っていることでしょう。東方の二次創作アニメの中で、とびぬけて知名度が高い作品です。
作画のレベルやアニメとしてのクオリティも最高で、本当に素人(サークル)が作っているか疑ってしまうレベルです。唯一原作に沿った内容でアニメ化しているという特徴があり、原作ファンも虜にしています。
2017年4月3日現在、幻想万華鏡は8話まで公開されているようですよ。
制作者の「まんぷく神社」がアップロードしている動画は、声なしバージョンになります。「登場人物の声が自分の想像していたものと違う」というような意見はよくありますが、声なしバージョンだと自分好みの声で脳内再生できるので良いですね。
しかしながら、有志によるアフレコバージョンもYoutubeで見ることができます。
夢想夏郷
https://www.youtube.com/watch?v=wD41-_JppEU
舞風-MAIKAZE-というサークルが制作している二次創作アニメです。
こちらは幻想万華鏡と違って、やや柔らかい作画をしています。影の付け方に夏らしさを感じられ、また違った良さがあります。内容は完全オリジナルですが、一つの異変を解決するべく話が進んでいくっぽいですね。
声優も豪華に起用したということで、有名にならない理由がないように見えますが、数年前に何か不祥事をしたために人気が出なかったとされています。作品の質は素晴らしいのに、残念なことですね(汗)
現在は1話、2話、2.5話、3話まで制作されているようですよ!
秘封活動記録
2016年の夏ごろに公開された作品で、かなりホット作品になります。
内容は、儚月抄の少し前の話です。儚月抄の漫画を読んだことのある人には、すんなりと入ってくる内容でしたね。
幻想万華鏡と違って、戦闘シーンは弾幕と微塵も関係ない肉弾戦を繰り広げていましたが、とても迫力のあるシーンでした。こちらも是非見るべき作品だと思います。
※秘封倶楽部の話が難しすぎてつまらん! という人は、2人が出るシーンは全部スキップしてもいいかもしれません。あまり物語に関与してなかったと思います(自重)
小作品にも注目だ!
長編アニメは3つありましたが、5分~10分もののアニメも存在しています。こちらのアニメーションも知っておくと、なかなかの二次創作通になれますよ!
Spring Garden
二次創作通なら知っているべき、SOUND HOLICからの作品です。妖夢主体の可愛らしいアニメです。声なしバージョンは個人的にありがたいですね(声は妄想できるので)。
ちなみに後編の方は、探してみましたが見つかりませんでした。おそらく制作されていないのでしょう。前編が素晴らしいものだけに残念です。
パチュリーが爆発する
10分ほどのアニメになります。タイトルからして面白そうですね!
動画サムネイルからは感じられませんが、実際にアニメを見ると作画に少し難があります。しかしながら忘れてはいけない。これは同人アニメだということを(戒め)
それに、80~90年代のアニメはこんなものだった気がします。度々絵の質が変わっていくのも、自分的には好きでした。
ちょっと作画きついっす…という方は、ニコ動でコメントと一緒に見ましょう。流れてくるコメントに共感しつつ楽しめるでしょうし、最後のオチの意味もこちらで見ると分かりやすいですよ!
魔法冥土まじかる☆さくやちゃんVSみらくる★さなえちゃん
5分もののアニメです。左上に時間がありますが、おそらくプリキュアの時間帯を模して作っているのだと思います。戦闘的には「まど☆マギ」っぽいでしょうか?
戦闘シーンは短いものの、なかなか練られています。1分35秒くらいからでも見る価値ありですよ!
PVだってたくさんあるぞ!
今回は東方において、アニメになっているもの限定で紹介しました。もっとアニメはないの? と欲しがる人は多いと思いますが、アニメらしい作品はこれ以外に見当たりませんでした。
しかし、アニメとまでは行かなくても、東方のPV作品については星の数ほど存在しています。こちらも同人だからって侮っては行けない代物ばかりです。
機会がありましたら、こちらもまとめてみたいと思います!
こんばんは
同人アニメでもクオリティーが高いのもあるし
さくっと見れて面白かったりと様々ですね♪
東方素人の私でも幻想万華鏡はYoutubeで見たことありますね☆
コメントありがとうございます!
公式アニメがない分、やはり光るものがありますよね! 今話題になっている「けものフレンズ」よりも、よっぽど綺麗にできていると思います(苦笑)
youtubeから見つけてしまうと、これが東方の公式アニメかと思われてしまうかもしれませんね(苦笑)
はじめまして。
東方二次創作は、お金と手間がかかりすぎるので他の同人ジャンルではなかなか見かけないようなアニメやゲームなどの制作もさかんで、しかもコンスタントに高いレベルの作品が生まれているのが凄いですよね。
ちなみに、舞風さんの夢想夏郷は、ミニアニメではなく一本の作品として東方アニメを作るというプロジェクトでは最初期のものでした。で、当時は色々と緩かった時代でしたので、恐らく悪気や深い意図があったものではないと思うのですが「この出来は、もはや公式!?」という宣伝文をうってしまい、これが問題になった訳です。
上海アリス幻樂団にも問い合わせが届き、神主自ら東方では公式にはアニメ作品には関わりませんと発表した上で、それまである意味なあなあだった東方二次創作に対するガイドラインがしっかりと制定される事となります。
個人的には、ガイドラインが制定されたのはその後の東方の盛り上がりをみると良いことだったと思いますし(ここでキッチリした線引きが出来なかったら、後ほどもっとひどい事になった可能性も…)、夢想夏郷自体も特装版で揃えているぐらいには好きな作品なのですが、いまだに東方でアニメというとやや苦い顔をする古参の方々がいるのは、こういった事情も原因の一つではあるのではないかと。
あとは発表ペースが遅いのもいま一つ人気が伸びない要因かも…上記の騒動のころは自分は新参者だったはずなのになあ…全4話構想らしいですが、完結編いつ見れるのかなあ…(汗)
もっとも、元々は個人音楽サークルだったことを考えると、ここまで持ってきたプロデュース力は本当に凄いと思いますね。
駄文長文、失礼いたしました。
コメントありがとうございます!
古参様からのありがたいコメント、大変痛み入ります!
>「この出来は、もはや公式!?」という宣伝文をうってしまい
舞風さんの事件は自分も知っていましたが、事情については詳しく知りませんでした。
貴重な情報をいただき、ありがとうございます!
>発表ペースが遅いのもいま一つ人気が伸びない要因かも
完結までに数年かかるようなペースであれば、徐々に人が忘れてしまうのは納得がいきます。
しかし、新参にアピールするという点では、幻想万華鏡を始めとする映像作品はこれ以上ないものだと思います。
二次創作ながらレベルの高い映像作品を生み出していけるサークルの力には、本当に尊敬するべきですね。
まとめ記事ありがとうございます.
万華鏡しか知らなかったので,参考になりました.
夢想夏郷は(舞風さんオリジナルの部分も多くあると思うのですが,)『東方萃夢想』をモチーフにしているのかもしれませんよ.私はもっぱら音楽のファンで,原作のゲームをプレイしたことはなく,間違っていたら申し訳ないのですが,萃夢想の公式サイトを読むと,設定が似ている気がします.
コメントありがとうございます!
この記事を作成する前、自分も同じようなものでした(苦笑)
秘封倶楽部の作品なんて、Youtubeの関連動画で初めて知ったくらいですよ!
>萃夢想をモチーフにしている可能性
私もゲームはプレイしたことがないので、こういった情報はありがたいです!
情報ありがとうございました!
アプリゲームから東方にハマりましたが、
やはりアニメは期待外れですね。
絵がキモすぎます(笑)
所詮素人が作った二次創作。
公開せずに個人だけで楽しむべきでしょう
この程度なら。
コメントありがとうございます!
私には、私自分ができないことをやっている人を何でも尊敬してしまう癖があるので、幻想万華鏡も総じて凄いなと思っています。
アニメの作り方を少し知っている程度では、あれほどのものは完成させられないからです。
ねこさんが絵を受け付けられなくても、大半の人は好き好む絵柄であることは確かでしょう。
私はマクロスの絵が受け付けられませんが、物語自体は多くの人を引き付けてくれる名作だと認識しています。
万人に受ける作品など、この世には存在しないはずです。