こんばんは、蓬莱です!
突然ですが、社会人として必須なスキルって何でしょうか? 自動車免許? コミュニケーション能力? それらも大事でしょうが、日ごろ活用するという点でタイピングも必須スキルであることでしょう。
日ごろから取引先にメールを返している人はもちろんのこと、データ作成や書類作成などにおいて、幅広い業界・業種でタイピングをしています。
この状況からして、社会人にはある程度のタイピングスキルは必須です。しかし、どの程度のスキルを持っていれば社会人として恥ずかしくないのかについて触れられてる記事は、なかなか見当たりません。
今回はそういった問題をある程度解明すべく、この記事を作成しました。どうぞご覧くださいませ!
こんな人が記事を書いています!
- 寿司打は平均8000円程度、最高記録は画像の通り
- e-typing腕試しでは、proffesorランク(432pt)
- タイプウェル国語Rでは、平均9.6秒/打のXDランク
以上が蓬莱さんの主な成績です。タイピング界で知らない人はいないであろう寿司打で、10000円以上お得は結構高い方だと思います。
これくらいのレベルで僭越ですが、今回の記事を進めていきたいと思います!
タイピング技術はどの程度必要か?
e-typingプレイヤーたちのスコア(自己申告)
出典:腕試しレベルチェックのスコアはいつも?(e-typing)
少し自慢話をしたところで、本題です。社会人に必須なタイピングスキル。結局のところ、どこまでスキルがあればいいのでしょうか?
上記の分布は「e-typing」というタイピングサイトのスコアを集計したものです。e-typingではお題をランダムで出され、速さと正確性でスコアが出されるという、よくあるタイピングサイトになります。
画像を見ると、100~350点の間にたくさんの人がいることが分かりますね。社会に出ている多くの人は、だいたいこの範囲にいることになりそうです。
e-typingの平均スコアは216ポイント!
e-typingの全国平均データを挙げておきます。上の最新データとかいうのは蓬莱さんの記録ですので、ここでは無視します。肝心なのは下の全国平均で、スコアからミス数までの項目が公開されています。
wpmという指標は、word per minuteの略です。直訳すれば1分間に打ったワード数ですが、日本では1分間に何回タイプしたかを示しています。
つまり全国平均では、1分間に240回キーボードを叩いているわけですね。
新社会人に求める速さは1秒間に4打
ある職場では、新入社員の研修でe-typingのスコア200を超えるという目標を掲げているようです。
参考サイト:タイピング技能検定合格者の声(e-typing)
スコア200というと、1秒間に4タイプくらいできれば到達できる領域です。
スマホが完全普及した今、ブラインドタッチができないという若者が増えています。理系である自分の周りを見ても、完全にブラインドタッチができている人は1割にも満たないです。
ブラインドタッチを覚えるところから始めるとすれば、スコア200は意外と良い目標になるかもしれませんね。
速さの感覚はかなり曖昧
先ほど、新入社員は1秒に4タイプ打ってほしいという目標がありました。
ここで非常に大切なことをお話しします。これらの目標と言うのは、想像で語っている可能性が高いです。
おそらく「1秒間に4タイプできれば、まぁいいだろう」とか、「1秒間に6回も打てるのは速そうだから目標にしておこう!」という想像でしか、物を語っていないはずです。
つまり、実際のタイピング動画を見て判断していないのです。
人間の速さに対する感覚って、結構曖昧だと思います。100m走を12秒台で走るのは速いという感覚がありますが、それがどの程度の速さであるかはよく分かりません。
タイピングも同じく、wpm200とかwpm300とか言っても速さが良く分かりません。速さと言うものは、実際に動いているものを見ないと分からないのです。
wpm別に打ってみた
そういうわけで、分かりやすいようにタイピング動画を取ってみました。
wpm200~wpm500まで撮ってみましたので、その速さを一度確認してほしいと思います。そのうえで、自分はここまで到達するべきだなという目標を立てていくべきです。
なお、使用キーボードはRazer Ornataです。ゲーミングキーボードになります。
タイピングに特化したキーボードではありませんが、動画を見て気になった人は下記の記事を参照ください。
参考記事:かっこいいゲーミングキーボード!Razer Ornataをレビューしました!
wpm200程度
1秒間に3.5秒で打っている動画です!
まずは新入社員に到達してほしいレベルと言われる、wpm200の動画を撮りました。
動画では、最初にe-typingの文章を打ち込み、その後に実務的なタイピングをお見せしています。詳しくは動画をご覧くださいませ。
動画を見ると、そこまで遅くないなと思うのは私だけでしょうか?
少なくとも、遅いなとイライラするようなスピードではありません。ブラインドタッチを覚え始める新入社員さんには、うってつけの目標だと思います。
wpm300程度
1秒間に5.0秒で打っている動画です!
中堅社会人~ベテラン社会人に持っていて欲しい速さを想定して、wpm300の動画を撮りました。
wpm300は社会人のスキルとして望ましいレベルと考えていましたが、動画を見ると割と早く見えます。このレベルになれば、少なくともタイピングが遅いと言われることはなくなはずです。
結構いけそうだなと思った方は侮ることなかれ。実際にこのスピードを保ったまま高い正答率を出すのはなかなか大変なことです。
wpm400程度
1秒間に6.7秒で打っている動画です!
蓬莱さんはまだ院生ですので、ここから社会的にどう表現していいのか分かりません。
このレベルまで到達していると、取引先とのメール返信で困ることはないでしょう。電話対応でタイピングを行う際も、スムーズにやり取りができると思います。
この速さがあって、かつ正確性もあるのであれば、タイピングで一目おかれる存在になっていることでしょう。
日々文書の作成に追われる事務職でも、しっかりとやっていけるレベルです。
wpm500程度
1秒間に9.0秒で打っている動画です!
蓬莱さんが頑張ってノーミスで達成できたスピードはwpm532でした。動画最後の実務的入力では失敗しまくっていること、どうかお許しください。
さて。もうここら辺になると、趣味の世界になります。社会人としてのスキルの枠を超え、タイピングで競い始めようとする入り口が、wpm500程度だと思われます。
実務でこの速さ・正確性が出せるのであれば、もう多分変態です。正直、ゲームだからこのスピードを出せたという感じさえあります。
最後に(まとめ)
以上4つの動画を見ていただきました。
4つの動画を見て、どこまでの速さが欲しいかと言われれば人それぞれの意見があると思います。
社会人を想定するならば、自分としてはwpm300程度は欲しいかなと思います。もちろんwpm200でも、おそらく無能扱いはされないでしょう。
最後に1つ注意してほしいことは、先の動画は全てノーミスの動画であるということです。言うなれば、正確性100%のプレイになります。
タイピングスキルは速さのみでなく正確性も求められます。瞬間的にwpm500を出せる能力があっても、度々間違えてバックスペースを打っていては、平均的なwpmは350に届かないこともあるでしょう。
蓬莱さんのwpm500の動画を見ると、その傾向が顕著に出ています。
速さのみでなく正確性も重視することを心がけ、自分の目指すタイピングを求めてみてください!