こんにちは、蓬莱です!
ようやく卒論提出まで至ることができ、安堵しております。一区切りついたということでブログに時間を割けるようになったのですが、この際きちんとしたメンテナンスを行っています。
今回はSEOには欠かせない「検索キーワード選定」を手助けしてくれるツール、aramakijake.jpの精度について調べてみました。自分も参考にしていますので、きっちりお伝えしますよ!
キーワード選定って?
ここでいうキーワードというのは、検索ボックスに入れるキーワードです。「ゆで卵 作り方」とか、「インフルエンザ 2ch」などの検索ワードですね。
webにアップした記事は、ほとんどがこういったキーワードを入力されて訪問されるものです。そして、どんなキーワードだとこの記事は表示されやすいのかと考えるのが、キーワード選定になります。
みんなが入力しそうなキーワードでうまく表示できると、お客さんも増えそうですよね。ブログガチ勢さんなどは実践している基本的な戦略になります。
2015年まではGoogleキーワードプランナーの一択!
他人が調べそうなキーワードを予測するなんて難しい! ブログ初心者がキーワード選定を行おうとして出てくる悩みですが、実のところ本当に難しいです。自分もいろいろ実践してきましたが、いまいち効果は出ませんでした(苦笑)
そんな悩める初心者たちに、無料で使える素晴らしいツールが公開されていたのです。その名も「Googleキーワードプランナー」。
キーワードプランナー内の検索ボックスに検索ワードを入れると、月にどれくらいの人数がそのワードで調べているのかが一目瞭然で分かるのです。
例えば「ゆで卵 作り方」で調べると、月に5000人という結果が出たり、「ワンピース」と調べると、月に500万人という結果が出たり…。データに基づいた結果を反映してくれる、ありがたい高精度ツールですね!
まさかの改悪
ブロガーの誰からも愛されるキーワードプランナー様ですが、いつしか改悪されたとの話がありました。無料で使えなくなってしまったのです。
もっと具体的に言いますと、お金がかかるというのも課金制になったわけではなく、自分で広告を出さないと使えなくなったのです。企業のサイトならいざ知らず、ただのブロガーごときが宣伝のための広告を出すなんて、なかなか考えられない話です。
そういうわけで、Google様は企業に媚びを売ったことによって、一般人が手軽にキーワードプランナーを使えなくなってしまったのです。
新たに注目を浴びるaramakijake.jp
そこで登場したのが「aramakijake.jp」様。クソみたいなサイト名ですが、過去のGoogleキーワードプランナーをあらかたなぞっているサービス形態で、自分も愛用しております。
使い心地は?
キーワードプランナー同様、検索ボックスにキーワードを入れれば結果が返ってきます。
試しに「ごちうさ」で検索してみますか。
むむっ、これは初心者にも分かりやすそうですね…。
yahooとGoogle合わせて15万人も「ごちうさ」と検索しているのですか。さすがは難民代表作、なかなかの検索ボリュームですね。
こんな分かりやすいツール、できればもっと早く知りたかったですよ!
じゃあもっと範囲を広げて、「ワンピース」というワードも見てみましょうか。
う~む、ごちうさが霞んで見える………。
作品名だけで500万人くらいが検索してるって、やっぱり世界を代表するワンピースは凄いですね。
他の漫画やアニメではワンピースの検索ボリュームにおそらく勝てないので、とっておきを検索してみましょうか。
Xvi○eo 1億以上の検索ボリューム。
まぁ多少はね?(確信)
流入見込みの目安まで見れる!
検索1つで簡単に結果が出てくるため、少し遊んでしまいました。aramakijakeの機能の話に戻りますと、何も検索ボリュームだけが出てくるわけではないようです!
さきほどの画像からスクロールしますと、以下のような表が出てきます。
これは、検索順位でどれだけのお客さんが見込めるかを表す指標です。キーワードは「xv○deo」で調べています。50位まで目安を出すことができますよ!
ここで大切なのは、検索する人の人数ではなくお客さんが入ってくる目安を表しているところです。検索されて表示されても、出てきたページを見てクリックしくれるとは限りません。そういった誤差的なものを含めて、ダイレクトに数字を見せつけてくれるのは、分かりやすくていいですね!
そう考えると、X○ideoで1位になれば5000万人くらいお客さんが来てくれるのですね。
これは蓬莱さんも一肌脱がないといけませんねぇ(投げやり)
ただし分析結果の精度は低いかも?
これだけ凄いツールがあるのなら、Googleキーワードプランナーがなくても大丈夫じゃん! ブログ運営者ならきっと思うことでしょう。
私自身も使い始めはそんな気がしていました。ただ、このツールはGoogleが提供しているものではなく、よく分からないサイトのものです。最初に「クソみたいなサイト名」と紹介してしまいましたし…(汗)
精度の検証はしておかないといけませんね。Google search consoleの結果と比較してみましょうか。今回の比較対象は、以下のものとします。
自ブログ蓬莱の幻想で、よく検索されているキーワードたちです。月間の検索数と考えるとしょぼいかもしれませんが、これらのキーワードで調べると常に1ページにこのブログの記事が上がってきます。ともなると、search consoleの表示回数とaramakijakeの結果はイコールになるべきです。
では、その結果を見てみましょう。少しの誤差だったら嬉しいですね。
………は?(威圧)
データなし、というのはどういうことでしょうか? ラーメンイエローなんて、一応月に1000回は表示されるくらいの中規模ボリュームなのですけれど…。
いやいや、ネタのためにやってるわけではありませんって。下の画像をご覧ください。ちゃんとNo Dataですよ。
考えた結果ですが、どうやらaramakijakeは検索ボリュームにかかわらず、マイナーなキーワードは集計できていないようです。「ラーメンイエロー」は新潟の二郎系を代表するラーメン屋ですが、地方展開のお店と言うことからデータ化が進んでいないのでしょうね。
また、メジャーなワードを含んでいる場合でも、複合キーワードになると途端にデータ量が少なくなるようです。「公務員 落ちた」なんていうビックワード、普通なら表示してほしいものですね。
最後に
最後の考察だけ見ると、aramakijakeじゃ物足りない気もします。しかしながら、目安としては使えるツールであり、ビックワードにおいての使用はできるということは分かりました。無料ですから、なかなか文句は言えませんよね(汗)
あ、そういえば肝心の「aramakijake.jp」はどの程度検索されているのでしょうか? タイトルに「新たなキーワード選定ツール」と書きましたし、それなりに利用者は多いと考えると、検索ボリュームはありそうですが…。
自分のサイトのことをしっかり分析できているのでしょうかね。水増しなんてしていたら大問題ですよ。
うっそだろお前!(完)