女性は男性より容姿に厳しい?第一印象から見た異性の違い


※ただしイケメンに限る

こんばんは、蓬莱です!

皆さんは、男女の違いについて考えたことがあるでしょうか。深く考えてみると、精神面・肉体面にかかわらず、意外と多くあることに驚きます。

特に、精神面での違いは顕著に現われており、気持ちや考え方に違いが見られます。

女性寄りの思考、男性寄りの思考などという表現があるくらいに、女性と男性の精神的な構造は、細やかながら異なっているのです。

 

今回は、そんな考え方の一部となる「異性の容姿に対する評価」について、男女の違いを考察していく記事になります。

 

 

はじめに

第一印象の要素

今回扱っていく「容姿に対する評価」は、よく使われる「第一印象」の一部となる要素です。

 

第一印象は受験や面接などで必ずと言っていいほど話題になる概念であり、そこには多くの要素が詰め込まれています。

図にあるように容姿から始まり、身だしなみ、声の質・喋り方、姿勢・佇まいなど、本当に様々にあります。これらすべての要素を総合的に見て、第一印象が良いか悪いかが決定されているのです。

 

第一印象で重要なことは、これらの要素の中で何か1つ多少の難があっても、ほかの要素で逆転ができるという点です。

面接を例にとると、以下のような逆転劇が挙げられます。

  • 容姿がダメでも、第一声から堂々と話す姿勢が見られ好印象!
  • 話し方や学力に難があっても、顔がいいから合格!

 

このように、一部の要素が欠けていたとしても、それをカバーできる要素があれば、グッと第一印象はよくなるのです。

もちろんのことながら、逆のパターンも生じることがあります(例:話が上手くても、姿勢や身だしなみが酷いから不合格)。

 

今回は、このような多くの要素で決まる第一印象ではなく、容姿のみで行われる評価ついて注目していきます。

容姿だけの評価になりますので、当然のことながら面接のように逆転は不可能です。顔がシンプルにダメだったら最低評価を食らいますし、イケメンであれば最高評価をいただけます。非常にシンプルな評価、それが「容姿に対する評価」なのです。

 

この「容姿に対する評価」について、女性と男性で違いが見られるデータを得ましたので、ここで紹介したいと思います。

またそのデータに関して、多少の考察を加えたいと思います。

 

 

データの引用元と内容

Dataclysm

引用書籍:ハーバード数学科のデータサイエンティストが明かす ビッグデータの残酷な現実

今回取り扱っていくデータは、蓬莱さんが調査して導き出したものではありません。

上記の書籍から引用したデータを扱っていくことを、あらかじめお伝えしておきます。

なお、この本はやたらタイトルが長いので、ここから先は「Dataclysm」という名前で表記していくことにします。

 

Dataclysmは、「Okキューピッド」という出会い系サイトを運営する、クリスチャン・ラダーによって書かれた書籍になります。Okキューピッドは、海外でトップレベルの会員数を持つ大手出会い系サイトです。

本書には、そのサイトに集積された過去10年間のビッグデータを活用し、男女の違いや偏見を洗いざらい検証した結果が記されています。

集積されたデータの内容は、会員情報と会員の行動、やり取りした大量のメッセージが中心のようです。

そこから恋愛志向、偏見、アイデンティティを間接的に眺めることができるわけです。

 

もちろん、今回のテーマに関係がある「男女別の容姿の評価」というデータも、Dataclysmに綴られています。

今回のテーマを解明するため、このデータについて詳しく見ていきましょう。

 

 

データの内容

出会い系サイトプロフィール例

出会い系サイトのプロフィール例(蓬莱さんver)

当然のことながら、出会い系サイトには恋人を欲しがっている人が多くいます。

そのため、上記のような簡易プロフィールに目を通し、理想の異性を探し出すルーティンに走るわけです。

吟味する異性は山ほどいますので、わずか数秒~十数秒で目を通し、その異性は「アリ」か「ナシ」か判断していくのです。

 

ここで重要なのは、実際にその相手と話すことなく、プロフィールの第一印象のみで評価を下しているところです。

普通の恋愛では、容姿に難があった場合でも、恋愛に発展する場合が少なからずあります。それは、触れ合う中で印象が変わっていくからです。

第一印象が悪かった場合でも、実際に話をしてみて内面の良さを感じ取れたり、趣味が合ったりした場合には、晴れてカップル誕生という機会につながることもあるでしょう。

 

しかし、プロフィールのみでの評価が主体となる出会い系サイトでは、内面を加味せず、第一印象だけが唯一の武器になるのです。もっと強く言ってしまえば、容姿の良さがプロフィールで武器になります。

やはり理想の異性を求めているのですから、第一に見るのは相手の写真のはずです。ぱっと見の容姿が自分の好みでなかった場合、その時点でその人には興味がなくなります。

そうなれば、プロフィールの文章には目も向けず、即刻低評価を付け、次の男性を探しに行くことになります。何しろ、相手はたくさんいますからね。

 

Okキューピッドには、このような異性に対する容姿の評価を、5段階で入力する仕組みがあります。

そして、それらの数値による評価を漏らさず集計した結果、ビッグデータを生み出すことができたのです。データの数は約1億と言われ、誰かが誰かを評価した多くの物語が、そこには集積されています。

他人の第一印象(容姿)を直感的に判断した情報が集まることで、人が他人をどのように評価しているのかという、大きな洞察を生み出せるわけですね。

 

 

男女別の容姿の評価

男性の第一印象

それではデータを見ていきましょう。

こちらは、男性が女性を評価した結果です。Okキューピッド内で、1人の男性が1人の女性の容姿に対して評価を行った、約5100万件のデータを活用して作成しています。

1~5段階の評価にもかかわらず中間の2.4や3.6などの評価がある理由は、1人の女性が受けた評価を平均してヒストグラムに落とし込んでいるからです。(1人の女性が何人から評価を受けたかまでは、記載されていませんでした。)

 

分布を見ると、対称ベータ分布とかなり近い形になり、評価3(普通)に集中している傾向が見られます。

そして、4.0以上の評価があまりいませんでした。これは驚くべきことで、どんな人からでも好かれる万能な容姿は存在しないということを物語っています。

 

どれほど美しい人や可愛らしい人が相手でも、タイプではないと思う人が一定数いるということになりますね。

ちなみに僕は、ミスコンに出るような美人女性はあまり好きではありません。ロリっぽい童顔女性が、僕の大好物です。jcとjkをしゃぶり倒したい。

 

 

女性の第一印象

お次は、女性が男性を評価した結果です。

Dataclysmにデータの数の記載はありませんでしたが、おそらく男性の評価と同じ数くらいのデータはそろっていると思います。約5000万のデータで構成されたヒストグラムと考えることが妥当でしょう。

 

気になる分布の形はというと、対数正規分布に近い形を取りました。言うまでもなく左側に寄った分布になっており、低評価側に判断された男性が多いことを確認できます。

少しだけ偏っているだけなら問題はありませんが、この偏り具合は凄まじいです。

普通以上の評価(約2.8点以上の男性)を受けた男性は、全体の25%程度しかいないことになります。

 

そしてやはり驚くべきなのは、女性側の評価でも4.0以上の評価があまり見られなかったことです。

つまり、どれほど魅力的な容姿・イケメンを兼ね備えた男性でも、すべての女性から好評価を受けることがないことを物語っています。

 

 

異性による第一印象の違い

2つの分布を重ねた結果

分布を重ねてみると、より明快に違いが分かります。

単純に分布に現れた特徴を見た場合、女性は男性の容姿に対して厳しいという結果が得られます。Dataclysmに記載されているように、「男性の方が容姿に対して寛容的」と表現することもできますね。

 

しかし、ここまで明確な差が出てしまうと、評価される男性側に問題があるのかと勘ぐってしまいます。

ご存知の通り、出会い系サイトに登録している男性は彼女がいません。

要するに、登録者はモテない男性ばかりなわけです。23歳神聖童貞の僕みたいな男性が、割と多くいることになります。

そうなれば、単純に男性の容姿の質が低いだけで、女性は正当な評価をしているという話になってきます。

本当にそういう状況であった場合、この記事は女性に対する根拠のないアンチテーゼになってしまうので、早急に記事を消去する必要が出てきますね。

 

この男性の容姿のレベルについては、著者のクリスチャン・ラダーも気になったらしく、しっかりと調査をしております。

その結果として、Okキューピッドに登録している男性群は、容姿にさほど問題がなかったことを明言しています。

また、他の大手出会い系サイト(ティンダー、マッチドットコムなど)の男性登録者と比較しても、男性の容姿はあまり変わらなかったという、きちんとした事実を示しています。

 

また、そもそもの話、「モテない男だから容姿の質が低い」という話は、女性の場合でも十分に考えられます。

女性側も、彼氏がいない女性が集まっているわけです。ともなれば、同様に女性の容姿の質も低い可能性があることを提唱できます。

 

結局のところ、「彼氏・彼女がいない」という条件は同じわけですから、片方の容姿に問題があるとは言い切れないのです。

このように考えると、2つの分布に見られた差異の原因は、シンプルに女性の容姿に対する評価が厳しかったということになります(あるいは男性が寛容的)。

 

 

最後に

クソださい服装

普段着の蓬莱さん

以上までで、「容姿に対する評価」について異性の違いをお伝えしました。

Dataclysmからデータを引用して考察を行ったところ、女性の方が容姿に対する評価が厳しいことが分かりました。

 

ところで皆さん。上の画像、いかがでしょうか。

僕の普段着です。かっこいいですよね

平均点数4.8は固い僕も、いざ出会い系サイトに登録したら3.6点くらいに評価されてしまうと思います。

出会い系サイトの女性にも好かれるような容姿を目指して、努力したいところです。


初回公開日:2018年11月1日
初回公開日:2018年11月1日