最終更新日:2018年9月18日

女性はおっぱいを盛るのか?適性サイズより大きいブラジャーを着けている人は〇割!!


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こんばんは、蓬莱です!

いきなりのどぎついサムネイル、さっそく申し訳ありません。初めましての方には、さらに申し訳ありません。

世の中のおっぱいを知り尽くしたい、触り尽くしたい、しゃぶり尽くしたい。まさに性癖がひん曲がるほどの欲望により、最近の蓬莱さんはおっぱいを哲学するようになりました。

この時点でやばい雰囲気を感じた人は、多分”戻るボタン”を押した方が幸せになれると思います。

 

こんな悲惨な前口上なのですから、今回の記事ではおっぱいについて語ります。テーマとして、「おっぱいを盛っている女性はどれくらいいるのか?」を統計学で推定する記事になります。

それでは、様々なおっぱいデータを使って調べ上げてみましょう!

 

 

はじめに

まず最初に、蓬莱さんが「女性はおっぱいを盛っている」と考え始めたきっかけをお話しします。

以下の表をご覧ください。

 

Lysblanc-blog様の画像

ブラジャーのサイズ別の商品数(ワコール)

引用元:Aカップ以下の私たちが守るべきプライドとは – Lysblanc-blog

こちらは、「ワコール」が販売しているブラジャーの種類数、カップ別に主計した表になります。ワコールは、女性なら誰でも知っている大手下着メーカーの会社です。

 

AAAカップからIカップまでと、幅広いサイズのブラジャーを販売しているということで、多くの女性客から支持を得ております。

また、AAAカップから販売している企業が少ないことから、ワコールは胸の小さな女性の味方であるとも囁かれています。

集計表の合計を見ると、なんと8144種類ものブラジャーを売り出していることが読み取れます。多くのお客さんのニーズに応えようとする、企業努力が垣間見えますね!

 

さて、この集計結果は数字形式ですので、少しイメージしにくいと思います。

ここは分かりやすいように、青枠で囲んだ部分の集計データを、棒グラフ化してみましょう。

 

 

ワコールブラジャー棒グラフ

ワコールのブラジャー商品分布

グラフ化した結果、ワコールはBカップ~Fカップの商品を多く展開していることが分かります。

AカップとGカップの商品数が同じくらいというのも、結構意外性がありますね!

 

前述したとおり、ワコールは女性なら誰でも知っている大手下着メーカーです。

全国の女性から支持を受けるために、世にいる女性たちの身体の変化、時代の動向、女性が購入したいブラジャーのサイズなどを総合的に調べつくした上で、このような商品展開をしていると考えられます。

つまりこの分布からは、多くの女性がB~Fカップのブラジャーを所望しているということが読み取れるのです。

 

 

分布から判明する疑問点

以上までで、ワコールはB~Fカップのブラジャーを主力商品にしていることが、ご理解いただけたかと思います。

ここで蓬莱さんのシンプルな疑問が発動します。「世の中の女性たちって、そんなにおっぱいでかかったっけ?」と…。

もう一度、分布を見てみましょう。

 

 

ワコールブラジャー分布

再掲:商品数の分布

統計好きな方のために、棒グラフと共に正規分布の理論曲線も赤線で描きました。パラメータとして単純な平均値と標準偏差を使った結果、かなり奇麗なフィッティングができました。

 

赤線の分布を見ると、約65%以上の女性がCカップ以上という、驚異的な胸の大きさを誇っています。

平均値が17.35cmということは、平均カップはDカップということになります。ほ、本当なのか…? あまりにもでかすぎる気がしますが…。

 

この分布がもしも本当だとしたら、僕はもう町を歩くことすら不可能なはずです。

道行く女性たちの双丘に目が行くことで、必ずや勃起するでしょう。そんなことをしていては、そう遠くないうちに通報されて刑務所行きです。

 

前述したとおり、ワコールさんはきちんと調べた上で、商品展開をしているはずです。やはりB~Fカップのブラジャーを買うお客さんは多くいると思われます。

しかしその反面、男性から見れば、このおっぱい分布は大きすぎる気がします。ともなれば、一定数の女性はおっぱいを盛っているという予想が導き出されてしまいます。

 

以上までが、この記事における背景です。

少し疑問に思えば、すぐに蓬莱さんはプログラムを作って解析をし始めます。ここはそういう一面も持ったブログです。

世の中の女の子たちは、本当におっぱいを盛っているかどうか。検証してみましょう!

 

 

調査方針と扱うデータ

Rアイコン

統計解析に特化したプログラム言語であるR言語を用いて、以下の調査方針のもと記事を進めていきます。

「女性が着用しているブラジャーのサイズの分布」と、「女性の体型におけるカップサイズの分布」の2つを求め、それらを比較することで女性のブラジャー事情を調査します。

 

2つの分布を重ねてみて一致したら、女性は身体にあったブラジャーを選択していることになります。衣服は自分のサイズに合ったものを買うべきですから、当然ながら2つの分布は一致しているべきでしょう。

逆に、重ねた結果一致しなかったら、女性は体に合ったブラジャーを選択していないことになります。この場合、おっぱいを盛っていたり、何らかの事情で大きめのブラジャーを買っていることが予想されます。

 

作業内容としてはかなり単調で簡易的なものになりますが、これで今回のテーマの解決にはなると思います。

もちろん2つの分布は、信頼できるデータを基に作成していきたいと思います。

まずは扱うデータから説明していきますよ!

 

 

扱うデータ

今回の記事で扱うデータは、以下の3種類とします。

1つ目のデータは「女性が着用しているブラジャーのサイズの分布」、2つ目と3つ目のデータは「女性の体型におけるカップサイズの分布」を作成するために、使用していきます。

 

 

データ1:Triumphの売上データ

Triumphの売上データ

引用元:「日本人女性のバストサイズに関する調査 – 経トレンディネット

有名下着メーカーのブラジャー総売り上げデータ

Triumpという下着メーカーは、ブラジャーの売り上げをサイズごとに記録しています。それを百分率で割合として計算したものを、図のように毎年公開しています。

こちらは先のワコールの集計データと違い、”実際に売り上げた”ブラジャーの集計データになります。

女性が実際に購入したという点で、ある程度女性が求めているブラジャーの分布を求められそうですね。

 

 

データ2:Triumphのアンケート結果

triumph3000人データ

引用元:もっとも胸が大きい県が判明 – peachy

triumphは先の集計の他に、3000人の女性に対して現在のカップサイズを聞き出したようです。

 

集計方法はアンケート調査のようですので、若干信頼に欠けるデータではありますが、サンプル数が3000人というのは大変魅力的です。

今回はこちらのデータを用いて、「女性の体型におけるカップサイズ分布」を作成していくことにしましょう。

 

 

データ3:48万人のバストサイズの結果

ダイアナ調べ

引用元:もっとも胸が大きい県が判明 – peachy

最後に、「ダイアナ」という会社が集計したデータを紹介します。

ダイアナは、女性が求めるプロポーションづくりを支援する、総合コンサルティング会社になります。

 

この会社は800店の美容サロンを経営しており、そこに来るお客さんのトップとアンダーの差を1人1人データ化していたようです。その人数、なんと48万人にもなります。

その膨大なデータを使って、都道府県ごとにトップとアンダーの差の平均を公表してくれました。引用した表がまさにそれですが、とても素晴らしいビッグデータだと思います!

 

今回は各都道府県ではなく全国的な平均値を使いたいため、47都道府県の平均値から日本全国の平均値を算出しました。その結果、14.069cmという平均値を得ることができました。

この14.069cmという値は、48万人全員のデータから得られた平均値というように捉えることもできますね。

 

 

女性が着用しているブラジャーのサイズの分布

2016年度データ

データの説明を終えたところで、解析に入りましょう。

まずは、「女性が着用しているブラジャーのサイズの分布」を求めていきます。この作業については、Triumphの2016年データを用いていきましょう。

まずは分かりやすいように、棒グラフ化します。

 

 

triumphの棒グラフデータ 

2016年度のカップ数(棒グラフver)

実際に購入されているブラジャーのサイズは、B~Eカップが多いようです。逆にAカップの購入数は、非常に少ないですね。

この辺の分布は、ワコールさんが主力としているサイズとほぼ一致していますね。さすが両社とも、大手下着メーカーと言ったところでしょう。

 

 

triumphの棒グラフデータ(理論曲線)

理論曲線は正規分布に従う

ワコールの分布は正規分布に従いましたが、Triumphのデータも正規分布に従いそうです。

以上の緑線が1つ目の分布、「女性が着用しているブラジャーのサイズの分布」となります。

 

 

女性たちの体型におけるカップサイズの分布

triumph3000人データ

次に、「女性たちの体型におけるカップサイズの分布」を求めていきます。

この作業についても今までと同様に、理論曲線を求める形で作成していくことにします。データは、Triumph調査の分布(データ2)を使って使っていきます。

 

 

女性たちの体型におけるカップサイズの分布

理論曲線は対数正規分布に従う

理論曲線まで描きました。こちらの分布は対数正規分布という分布の形で、フィッティングを行っています。少し左側によっている分布になりますね。

以上の青線が2つ目の分布、「女性たちの体型におけるカップサイズの分布」となります。

 

※この分布を作成する際に、データ3の全国的な平均値(14.069cm)を使っています。少し面倒な説明になるので、興味のある人だけ下記の内容をお読みください。

分布の平均値は14.069(cm)で良いですが、分散については48万人の1人1人のデータまで得ることができないため算出できません。ゆえに平均値を14.069(cm)で固定し、分散は自分の好きなように弄るという方法を取りました。

具体的には、14.069(cm)を平均値にとるような対数正規分布をベースに、様々な分散を与えて分布を作成します。その中で、Triumphの棒グラフにうまくフィッティングできそうな分布を採用し、青線の理論曲線としました。

 

 

結果と考察

2つの分布の比較

驚愕の最終結果!

以上までで、2つの分布を推定しました。最後に、2つの分布を並べて比較した図を示します。

 

結果を見れば一目瞭然で、分布はまったく異なった場所に位置しています。

つまり、女性は自分の適正サイズのブラジャーを購入しているわけではなく、大きめのブラジャーを購入していることが明らかになったのです。

分布の重なっていない部分は、大体25%程度くらいの面積になるでしょうか。したがって、約25%ほどの女性が適性サイズより大きめのブラジャーを買っているという結果になりました。

これは恐ろしい!!

 

さらに注目すべき点は、ちょうど1.5カップ差(2.5cm)程度、2つの分布が離れているということです。よくよく見ると、青線を2.5~3.0cm程度ずらせば、分布は概ね一致する形になりそうです。

つまり、いわゆる貧乳層のみならず、EカップやFカップなどのデカパイたちも、適性サイズより大きめのブラジャーを買っている可能性があるのです。

平均以上のおっぱいを持ち合わせているのであれば、盛る必要なんてないと思うのですが…。ここは考察のしがいがありそうです。

 

 

考察

最終結果図からわかる通り、日本の女性は想像以上におっぱいを盛っていることが分かりました。

自分で出した結果にも関わらず、なんとまぁ夢のない話でちょっとがっかりしています。

 

しかしながら、約25%の女性がおっぱいを盛っているなんてことは、さすがにおかしいような気がします。

つまり、「おっぱいを盛る」という目的のほかに、大きめのブラジャーを買わないといけない何かしらの理由があると思うのです。

 

そこで、この25%をどのように解釈すればいいか、蓬莱さんの考察(持論)を残しておきたいと思います。見る人が見れば不毛な考察だと思いますので、どうぞ流し読み程度にお読みくださいませ。

 

 

・単純におっぱいを盛っている

マイナビウーマンの調査結果

画像引用元:男性はだまされるな!あなたはおっぱいをどれくらい盛っていますか? – peachy

マイナビウーマンの調査によると、「おっぱいを盛っている女性の割合」は、約6%だそうです。

調査人数が320人ですので少々心もとないですが、きちんとした調査です。この結果を踏まえると、多く見積もっても10%くらいが妥当なところでしょう。

 

このように、シンプルにおっぱいを盛るために大きめのブラジャーを買っている女性も一定数いらっしゃるようです。しかし、25%なんて結果は到底ありえないという裏付けにもなります。

 

 

・正直ブラのサイズはこだわらない

凄い個人的な話になりますが、蓬莱さんはMサイズとLサイズのTシャツをよく着ます。

1サイズ分の違いがありますが、どちらを着ても違和感はなく生活に支障はきたしません。別にどっちのサイズでもいいとまで言い切れます。

 

このように前後のサイズであれば、ブラジャーも着こなしに影響がでないのではないかと考察します。

例えばBカップの人がCカップのブラジャーを着けたとしても、ちょっとブカブカするだけで、生活にはまったく支障が出ないということが考えられます。

背中のお肉をブラジャーに入れるだけで、1カップ上を狙えるという話もありますからね。結構カップ数の定義もガバガバなのかもしれません。

 

 

・適正サイズのブラジャーは結構きつい?

数少ない女性友達の経験談を聞くと、ある程度ゆるめのブラジャーが好まれる傾向があるようです。

1つ上のサイズのブラジャーを着ることにより、圧迫感がなく快適に過ごせるということが理由になります。肌とブラジャーの密着間を解消して、蒸れてかゆくなるというストレスも軽減できます。

 

この体験談は、確かに一理あります。なにせ僕も、家にいる時はパンツの締め付けが不快で、全裸フル〇ン勃起生活に甘んじていますからね。

緩めの下着が好みという話は、すごく共感できそうです。

 

この話が本当だとすれば、あまり盛る必要のなさそうなCカップ~Eカップの人たちが、大きめのブラジャーを買うという話も納得ができそうです。

 

 

2018年8月24日 追記

・読者様からの考察

読者様の考察を、以下に列挙しておきます。どれも、なるほどと思ったコメントばかりです。

「自分の適性サイズを知らないのでは? しっかり測らない人もいると思う」

「おっぱいにも個性があると思う。例えば同じサイズの靴でも履けるのと履けないのがあるように、同じサイズのブラでも形状によってはしっくりこないやつがあるのかも。余談ですが、大事なのは大きさでなく形状とバランス」

 

 

最後に

2つの分布の比較

再掲:最終結果

今回は、ブラジャー市場の疑問をきっかけに、どれだけの女性がおっぱいを盛っているのか調査いたしました。

結果として上記の分布から、25%くらいの女性が大きめのブラジャーを購入しているという結果が導き出されました。

 

大変夢のない結果ですが、シンプルに「おっぱいを盛るために」という理由だけではなく、「適性サイズ以外のブラジャーも着れる」、「緩めのブラジャーが好まれる」という理由で、大きめのブラジャーを使用しているという考察に至りました。

 

ガバガバな調査とは言え、2つの分布は実データから推定した分布になります。そうなれば、25%という数字はある程度的を射ているかもしれません。

しかしながら、自分はこの結果を信じたくない気持ちでいっぱいです。この結果が本当だった場合、ブラジャーのカップサイズがますます当てにならなくなってしまいます。

 

蓬莱さんが片思いだったあの娘はCカップだと言っていましたが、もしかしたら身体のサイズ的にはBカップだったのかもしれません。

25%という数字は、かつての青春時代の夢を破壊するには、十分に驚異となり得る数値です。

あぁ10年前の彼女よ。願わくばCカップのままであってくれ!!

 

☆おしらせ☆

下記の記事で、都道府県ごとのおっぱいの大きさを推定しましたよ!

2018年最新のおっぱい分布。都道府県ごとに平均的な胸の大きさを示しました!


初回公開日:2018年8月19日
最終更新日:2018年9月18日 初回公開日:2018年8月19日
最終更新日:2018年9月18日