こんばんは、蓬莱です!
みなさん新年はいかがお過ごしでしょうか。自分は年末は多忙でしたが、年が明ければ例年と変わりなく家族と過ごすことができております。
さて、正月の定番と言えば、「明けましておめでとうございます」という挨拶。こちらは耳にしたことがない、使ったことがないという人はいないと思います。しかしながら、なぜ年が明けるとおめでたいのか、なぜこういった挨拶がされているのかを考えたことのある人は少ないように思います。
かく言う自分もその一人。2017年第一発のネタにしてみましょうか!
始めに
今回は自分で調べたものの中で、納得できた理由や話だけ抜粋して行きたいと思います。この記事では2つだけ理由をお話ししますが、正月がめでたいという理由、「明けましておめでとうございます」の意味については、様々な諸説がありました。それは年神様関連のものや、もっと古くからある古典的な話まで見つけることができました。
ただ、文系でもない自分が理解するには上記の2つが精いっぱいでした。古典などは難しすぎて、さっぱり理解できませんでした(苦笑)
しかし逆にいえば、興味本位くらいで調べてくれた方にはうってつけの記事になっていると思います。大学の勉強等で、深い意味を調べたかったら他のページをお勧めしますよ(大自重)
明けましておめでとうございます! ←なぜ?
慣例的に使っている「明けましておめでとうございます」という文章。古い時代にはそれなりの意味を込めて使われていたと思いますが、もはや現代ではその意味は薄く、慣例的にしか使われていないと思います。みんなが言うから自分も言っておく、そういう感じです。
現代ではこんな有様ですが、少なくとも60年以上前の正月ではしっかりとした意味がありました。自分が納得した所説を発表します。
昔は国民全員の誕生日が1月1日だった
1つ目の理由は、1950年までにはあったものらしいです。今から60年以上前には、誕生日という制度がなかったのです。その代わりとして、国民の年齢は1月1日を境に、全員が年齢を繰り上げていました。
簡単にいえば、1950年前の日本では誕生日が1月1日固定だったのです。現在祖父母がおられる方は、もしかしたら正月で全員年齢が上がるということを経験しているかもしれませんね!
普通は誕生日を迎えるとお祝いされるため、嬉しい行事であることは間違いありません。その嬉しい日を全員が迎えると考えると、確かに正月は大変めでたい日だなと捉えることができます。
昔は農作業の始まりが1月と言われていた
2つめに納得した理由は、「農作物」的な意味合いの理由です。
古来の農業と言うのは1月の種まきから始まり、12月で終わるというものでした。ゆえに、作物が無事に収穫でき、「めでたい」という意味が込められていました。
……これだけでは、何となく面白味がありませんね。農作物的な意味では「おめでたい」だけの意味でなく、もう一つ意味があります。それは、次年度の作物に期待を馳せる、「めでたい⇒芽出たい」という意味もあるのです。
つまり、その当時の人たちをセリフ調で表現するとこうです。
「去年も天候に恵まれて良い作物が穫れてめでたいべ。1月から始まる次年度の作物も、この調子で育てていきたいぞ。」
こういった意味があるのは、何だか微笑ましいですね(笑)
所説は様々だが…?
以上が自分で調べた中で、納得できた理由になります。もう少し難しい所説や、深い意味合いを持つものもありますが、自分の頭ではよく理解が出来ませんでした。、そういうわけで、かいつまんだお話までとして終了したいと思います。
慣例的に使いがちな「あけましておめでとうございます」ですが、一般の方はこの記事にある2つの理由を知っているだけで十分だと思います。あとはよく分かりませんが、年神様もお祝いしておけば大丈夫かと思います!(?)
それでは改めまして、2017年も蓬莱の幻想をよろしくお願い致します!